5月9日(日本時間10日)にロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行なわれたダラス・マーベリックス対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、124-97でマーベリックスが快勝した。
マーベリックスは後半開始からわずか1分55秒た経過した時点で、ルカ・ドンチッチがコリン・セクストンに対する「そけい部付近への攻撃的打撃」によりフレイグラントファウル2を宣告され、一発退場となった。出場時間が21分37秒にとどまったドンチッチは、15得点、5リバウンド、5アシストで試合を終えている。
試合後、ドンチッチは「ぶつかったのは分かったけど、リプレイを見るまで場所は分からなかった」と話している。
「まったくわざとじゃない。こういうことは試合で多々ある。2選手がリバウンドを争っていただけだ」。
一方、もともとコンタクトを仕掛けたセクストンは、不快に思っていないとし、「ただのバスケットボールのワンプレイ」と述べた。
「ハンドチェックされれば、普通は常に(ドンチッチのように)はたくものだ。問題ないよ」。
「ただのボックスアウトのプレイだった」。
なお、今季のドンチッチはテクニカルファウルの累積数が15回に達しており、あと1回で1試合の出場停止が科される。
ドンチッチの退場後、セクストンの2本のFTでリードを9点に縮められたマーベリックスだったが、そこからティム・ハーダウェイJr.の13得点などで30-13のラン。第4Qに最大30点差をつけて快勝した。
8戦7勝のマーベリックスは、ハーダウェイJr.が25得点、ジョシュ・リチャードソンが20得点、ジェイレン・ブランソンが13得点、7アシスト、ドワイト・パウエルが12得点、9リバウンドを記録している。
4連勝のマーベリックスは40勝28敗。今季の直接対決で1勝2敗と負け越している6位ポートランド・トレイルブレイザーズに1ゲーム差をつけてウェスタン・カンファレンスの5位をキープしている。次戦は11日(日本時間12日)に敵地でメンフィス・グリズリーズと対戦する。
一方のキャバリアーズは、セクストンが24得点、7アシスト、フィオンドゥ・キャビンゲリーが14得点、ケビン・ラブが8得点、11リバウンドをマークした。
今季最長タイの10連敗となったキャバリアーズは21勝47敗。11日(日本時間12日)に再びホームでインディアナ・ペイサーズと対戦する。