ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとケビン・デュラントは、バスケットボールをほぼ極めつつある。
しかし昨年王者である彼らにしても、常にそうだったわけではない。そんな彼らが、NBA入りしてから苦戦が続くロサンゼルス・レイカーズのルーキー、ロンゾ・ボールに励ましの声を送った。
カリーは「彼はまだルーキーだ」と『ESPN.com』で語った。
「すべてのルーキーが経験するような浮き沈みを経験している。前評判がどうであろうと、全ては学習経験であり、慣れるために頑張るんだ。彼は素晴らしい能力を持っていると僕は常に言ってきた。彼はバスケットボールをプレイすることを愛していると思うから、戦い抜いて素晴らしいキャリアを送れると思うよ。みんな僕がリーグに入って20試合終えた時点で、僕を見限ってなかったことを願うよ」。
しかしカリーはルーキーシーズンであまり苦戦はしなかった。2009年に全体7位で指名されたデイビッドソン大学出身のカリーは、平均17.5得点、5.9アシストを記録し、3ポイントショットの成功率は44%だった。一方のボールはここまで平均8.7得点、7.3リバウンド、7.1アシストを記録しており、フィールドゴール成功率は31%、3P成功率はわずか24.5%だ。
デュラントは「ロンゾはルーキーのようにプレイしているだけで、ゲームの裏表を学んでいる状態なんだよ」と、ボールの苦戦をルーキーのミスや若さによるものだと説明した。
「徐々に慣れてきているよ。自分の場所を選んでいて、まだ探っている状態だ。彼は19歳か?どんな19歳でもプロの世界にきたらこういう経験をするものだ。彼がLAにいるから、通常よりも注目されてしまっているんだ。ゲームを学ぶという意味ではその通りのプレイをしていて、臨機応変に対応しているよ」。
両チームは11月29日(日本時間30日)に対戦するが、カリー(右手打撲)とデュラント(左足首捻挫)が出場するかは未定だ。
原文:Stephen Curry, Kevin Durant stick up for Lonzo Ball by Sporting News