クリッパーズが正式にカワイ・レナードと契約

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7月10日(日本時間11日)、ロサンゼルス・クリッパーズがフリーエージェントのカワイ・レナードと契約したことを、クリッパーズのバスケットボール運営部門のローレンス・フランク代表が発表した。チームポリシー上、契約の詳細は明かされていない。

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フランク代表は「我々の組織とファンにとって歴史的な瞬間です」と語る。

「カワイ・レナードが地元に凱旋し、クリッパーズに加入する決断をしてくれたことに感謝しており、とても光栄です。カワイは攻守で活躍できる比類なき選手であり、私たちのチームが築き上げてきたた真面目でプロフェッショナルな文化に最適な選手です。キング高校、サンディエゴステイト大学、NBAと、どのレベルでも勝ち続けています。彼が味方になることはとてつもない特権であるとともに、大きな責任でもあり、我々はそれに真摯に取り組んでいきます。彼も、我々も、優勝することが目標です」。

28歳のレナードは、昨シーズンのプレイオフでトロント・ラプターズの一員として24試合に出場し、平均30.5得点、9.1リバウンド、3.9アシストを記録。チームを優勝へと導き、ファイナルMVPを獲得した。3度のオールスター選出を誇るレナードは、2018-19シーズンには平均26.6得点、7.3リバウンド、3.3アシストを記録している。キャリアでは2度の最優秀守備選手賞(2015、2016)を獲得しており、ラプターズとサンアントニオ・スパーズで合わせて467試合に出場し、平均17.7得点、6.3リバウンド、2.4アシストという数字を残している。2013-14シーズンにもスパーズで優勝し、ファイナルMVPを獲得している。201センチのフォワードで、オールNBAファーストチームに2度選出(2016、2017)、オールNBAセカンドチームに1度選出(2019)、オールディフェンシブ・ファーストチームには3度選出(2015、2016、2017)されている。

カリフォルニア州モレノバーレ出身のレナードは、2011年のドラフトでインディアナ・ペイサーズが全体15位で指名し、ドラフト当日にスパーズにトレードされている。サンディエゴステイト大学では70試合に出場し、平均14.1得点、10.2リバウンド、2.2アシストを記録。リバーサイド市のマーティン・ルーサー・キング高校に通い、2009年の高校3年生時にはカリフォルニア州ミスター・バスケットボール賞を受賞した。

原文:Kawhi Leonard signs with LA Clippers by NBA.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ