ヒューストン・ロケッツのクリント・カペラは、チームの力に対する自信をさらにつけた。
ロケッツは、1月20日(日本時間21日)にホームでゴールデンステイト・ウォリアーズに116-108で勝利。昨季王者との今季直接対決を2勝1敗で終えた試合後、カペラは王者を超えることができたと主張した。
カペラは『ESPN』に「やるべきことをやれば、ウォリアーズに勝てる。自信があるよ」と語っている。
「もしリードを奪えたとしても、必ず相手が反撃してくるのはわかっていた。とにかくプレイし続けないといけない。こういう意識をこれからも持ち続けないといけない。これまでは、ミスをしたら引きずってしまうこともあったけれど、今日は気持ちを保つ準備が整っていたね。守備ではスウィッチだったり、ウィークサイドのカバーだったり、オフェンスでも試合を通じて気持ちを保ち続けられれば、彼らを倒すだけの力はある。僕らはウォリアーズより強い」。
ハムストリングの負傷から復帰2試合目となったハーデンは、22得点、8アシストで勝利に貢献した。ハーデンは試合後、ウォリアーズに勝てたことの重要性を唱えつつ、チーム一丸となってプレイした点を強調した。
ハーデンは「今日のようなプレイを根付かせるためにやっているんだ」と言う。
「簡単ではない。毎試合、気を張ってやらないといけない。気を抜いてはいけないんだ。対戦相手云々ではなくて、大事なのは自分たち。毎試合でレベルアップしないといけない」。
一方、敗れたウォリアーズのケビン・デュラントは、真の戦いはポストシーズンからと主張する。
ロケッツ戦の重要性について聞かれたデュラントは「重要ではないよ」と答えた。
「本当のシーズンはプレイオフから始まる。だから今日の試合は関係ない。自分たちが辿り着きたい場所に勝ち進むためには、彼らのようなチームを倒さないといけない。ホームとロードでの対戦が続くから、今日の負けは問題にはならない。プレイオフで良いプレイがしたいだけだよ」。
32勝12敗のロケッツは、37勝10敗でウェスタン・カンファレンス首位に立つウォリアーズを3.5ゲーム差で追っている。
原文:Rockets' Clint Capela on Warriors rivalry: 'We are better than them' by Kirstie Chiappelli/Sporting News(抄訳)