6月28日(日本時間29日)に成立したトレードにより、クリス・ポールがロサンゼルス・クリッパーズからヒューストン・ロケッツに移籍した。
トレード成立後、ポールはクリッパーズファンに向け、感謝のメッセージをTwitterに投稿している。
「あまりにも多くの感情が溢れていて、何と伝えればいいのかわからない。たくさんの愛情と、悲しい気持ちが同居している」と書き出し、次のように続けた。
「幸いにも、自分はバスケットボールをプレイする力を得られた。そのことを幸せに感じている。でも今回の件は、誰にも心の準備ができなかった類のことだ」。
「ロサンゼルスのコミュニティ、それからクリッパー・ネイションには、ありがとうという気持ちを伝えたい! この6年間、自分だけではなく、家族のことも快く迎え入れてくれた。僕たち家族は、皆のことを愛しているよ」。
32歳のポールは、来季2420万ドル(約27億1600万円)の年俸が保証されたプレイヤーオプションを行使することに合意し、パトリック・ベバリー、ルー・ウィリアムズら7選手、2018年のドラフト1巡目指名権、金銭と交換でロケッツにトレードされた。クリッパーズにとっては、ポールがフリーエージェントとなって退団される前に見返りを得られた形になった。
また、クリッパーズにトレードされたベバリーも、ロケッツファンに対する感謝の気持ちをTwitterに投稿している。
ベバリーのメッセージは以下の通り。
「今日、これまで身を捧げてきた街に、心から感謝の気持ちを伝えないといけない。ヒューストンは、他のチームや他の都市では与えられなかったであろう機会を自分に与えてくれた。球団、コーチ、スタッフ、チームメイト、ファンの皆は、想像を遥かに上回るレベルで僕をサポートしてくれた。別れを言うのは辛い。でも、Red Nationの一員でいられたことへの愛情と誇りは、今後も持ち続ける!」。
原文:Chris Paul thanks Clippers nation in heartfelt note by Gabrielle McMillen/Sporting News(抄訳)