NBAの2021-22シーズンは開幕してまだ3週間だが、フェニックス・サンズのクリス・ポールはすでに複数のマイルストーンを達成している。まずはNBA創立75周年記念チームに選出。そして115-105で勝利したロサンゼルス・レイカーズ戦では、オールスター選出11回を誇るポールは、通算2万得点&1万アシストという記録を達成した。
そして11月2日(日本時間3日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦の第2クォーター、ポールはNBAの通算アシストランキングで、スティーブ・ナッシュを抜いて3位に浮上したのだ。
Congrats to @CP3 of the @Suns for moving up two spots into 3rd on the all-time ASSISTS list! #NBA75 pic.twitter.com/AnoAg7yYIo
— NBA (@NBA) November 3, 2021
Another historic milestone for the Point God.
— Phoenix Suns (@Suns) November 3, 2021
Congrats, @CP3! 👏 pic.twitter.com/eev9oeBpyt
第2Q残り1分34秒、ポールはジェイ・クラウダーの3ポイントショットをアシストし、通算1万336アシストを達成した。歴代ランクで次のターゲットとなるのは、2位ジェイソン・キッドの1万2091アシスト。首位はジョン・ストックトンの1万5806アシストだ。
サンズが112-100で勝利した一戦で、36歳のポールは18アシストをマーク。通算1万346アシストとした。ポールは同試合でさらに14得点も獲得している。
サンズのモンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは「偉大なことを目にすることができて素晴らしい」と話した。
Chris Paul tonight:
— NBA (@NBA) November 3, 2021
14 points (5-5 in 4Q)
7 boards
18 DIMES
20 point @Suns comeback...
...On a night where @CP3 moved up from 5th to 3rd all-time in assists! pic.twitter.com/n82VmoberH
ポールは18アシストのうち10アシストを後半に記録し、14得点のうち12得点を第4Qにあげるなど、終盤の活躍でサンズの勝利に貢献した。
ポールは「大きな意味のあることだ」と喜んだ。
「ありがたいし、この機会を神に感謝している。このチームにいられること、まだこのリーグでやれていることだけでなく、プレイできているだけで感謝だ。当たり前のことだとは思っていない」。
通算得点ランクでも、ポールは2万56得点で元サンズのトム・チェンバースを抜き、歴代45位としている。
チームメイトのデビン・ブッカーは「正直、刺激を受けるね」と称賛した。
「本当に長いこと、彼のファンなんだ。見ていて本当に楽しい。自分もその場にいられてうれしいよ。僕はクリス・ポールと一緒にプレイしたと、これからずっと言い続けられるんだ」。
原文:Chris Paul passes Steve Nash for 3rd place on NBA's all-time assist list by NBA.com(抄訳)