NBAは今週、2020-21シーズンが12月22日(日本時間23日)に開幕することを発表した。レギュラーシーズンは各チーム72試合となる。また、NBAとNBA選手会(NBPA)は、労使協定の特定の条項について調整することで合意した。
だが、まだ確実でないこともある。『AP』は、バブル(隔離施設)なしで健康や安全を保つ課題についてまだ取り組み中であることや、観客動員に関しても決まっていないことがあると報じている。
APによると、選手会の会長でもあるオクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールは、今シーズンがどうなるかはまだ分からないと話したという。
12日(同13日)に『Time 100』のイベントに出席したポールは「まだ答えが必要な質問がたくさんある」と述べたとAPは伝えている。
「でも、僕たちは取り組んでいるところだ。完璧なことは何もない。僕たちはその場その場ですべてを学んでいるようなものだ。現時点でコントロールしているのはあのウイルスだけだよ。僕たちは選手だけでなく、ファンも幸せでいられるようにしようとハードワークしている」。
また、ポールは「全員で今取り組んでいることに、理想的なことは何もない」とも語ったという。
「何もないんだ。僕は、僕たちのことを考える。僕らにはこのスポーツをする機会があるだろう? ただ、毎日オンライン学習している自分の子どもたちのことも考えるんだ。だから、僕たちが下している決定は…僕たちは、自分たちがこの状況で恵まれている。さっき言ったように、理想的ではない。でも、僕たちはうまくいくように努めているところだ」。