1月1日(日本時間2日)、ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行われたシカゴ・ブルズ対ワシントン・ウィザーズの一戦は、120-119でブルズが競り勝った。
ブルズは第4クォーター残り3.3秒、カイル・クーズマの3ポイントショットで117-119と逆転を許したが、デマー・デローザンの3Pブザービーターで再逆転。2014年12月以来の7連勝を飾った。
24勝10敗でイースタン・カンファレンス首位に立つブルズは、ザック・ラビーンが35得点、デローザンが28得点、9リバウンド、ニコラ・ブーチェビッチが22得点、12リバウンド、コービー・ホワイトが20得点を記録している。
デローザンは前日のインディアナ・ペイサーズ戦でも決勝ブザービーターでチームを勝利に導いたばかり。『BasketballReference.com』によると、2日連続の決勝ブザービーターは史上初だ。
デローザンは「素晴らしいね。特にロードでのことだからなおさらだ」と話した。
「夢を見ているのか、これが現実なのか、分からないくらいだよ」
ラビーンは「彼は素晴らしい」と、デローザンを称賛している。
「それ以上に言えることはあまりないよ。デローザンが僕らのチームにいてくれて、神に感謝だ」。
ウィザーズのブラッドリー・ビールも「あれが彼さ」と、デローザンに脱帽した。
「彼はタフなショットを引き受けて、タフなショットを決めるんだ」。
そのビールは27得点をあげて通算1万4000得点を突破。また、自己最多の17アシスト、4スティールもマークした。ウィザーズ(18勝18敗)はそのほか、クーズマが29得点、12リバウンド、ダニエル・ギャフォードが19得点、8リバウンド、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが13得点、8リバウンドを記録している。
ペイント内からの得点で72-30と圧倒し、試合を通じてリードを手にしていたウィザーズだけに、ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは「彼がとんでもないプレイをしたね。かなりうまく守っていたんだが」と、デローザンをたたえつつ、悔しさを表している。
「とにかくキツいよ。こういう試合で負けるのはつらい」。