10月28日(日本時間29日)にマディソン・スクエア・ガーデンで行なわれたシカゴ・ブルズ対ニューヨーク・ニックスの一戦は、ボビー・ポーティスが今季自己最多の28得点、11リバウンドを記録し、ニックスが105-98で勝利した。
開始から最初のフィールドゴール15本中13本を失敗し、すぐに二桁点差をつけられたニックスは、最大18点のビハインドを背負ってしまう。
だが、第4クォーター残り約1分47秒にポーティスの3ポイントショットでニックスが100-98と逆転。この試合初のリードを奪うと、残1分9秒にもポーティスが3Pを決める。最終的に連続15得点で試合をひっくり返したニックスが、今季初勝利を飾った。
ニックス(1勝3敗)は新人RJ・バレットが19得点、15リバウンド、ケビン・ノックスが14得点、ジュリアス・ランドルが13得点、14リバウンドを記録している。
開幕からの3試合で18得点だったポーティスは、この試合で4本の3Pすべてを成功させ、FG14本中10本成功。2015年のドラフトでブルズに1巡目指名され、昨季途中にニックスにトレードされたポーティスは「楽しんだ。僕はバスケットボールが大好きだ」と述べた。
「最初の2試合は自分じゃないみたいだった。エネルギーを出せなかった。本来の自分に戻らなければいけなかったんだ」。
一方、敗れたブルズのジム・ボイレン・ヘッドコーチは「ポーティスはずっとわたしが大好きな選手のひとりだ」と、かつての教え子に賛辞を寄せている。
「彼はタフな競技者で、しっかり仕事をする。トレードしたのは、このリーグではそういうことがあるからだ。我々が彼を好きじゃなかったとか、信じなかったということではない。今夜の彼は素晴らしいプレイをした。負けたことはがっかりしているが、彼が良いプレイをしたのはうれしいね」。
敗れたブルズ(1勝3敗)は、ザック・ラビーンが21得点、ウェンデル・カーターJr.が20得点、10リバウンド、ラウリ・マルッカネンが18得点、サディアス・ヤングが15得点を記録した。