11月14日(日本時間15日)にフィサーブ・フォーラムで行なわれたシカゴ・ブルズ対ミルウォーキー・バックスの一戦は、ヤニス・アデトクンボが38得点、16リバウンドを記録し、バックスが124-115で勝利した。
クリス・ミドルトンが離脱中のバックスは、序盤にその影響を感じさせ、チャンスを作ってショットにつなげることができず、前半は3ポイントショットが18本中4本成功と不振。65-66と1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
だが、後半に入り、第3クォーター残り6分37秒にアデトクンボのダンクで82-82と同点にすると、これを気に流れを変え、対ブルズ戦7連勝を飾っている。
2連勝のバックス(8勝3敗)は、エリック・ブレッドソーが今季自己最多の31得点、8アシスト、ウェスリ・マシューズが15得点、ブルック・ロペスが13得点を記録した。
ブルズが18本の3Pを決めたのに対し、バックスは6本にとどまったが、インサイドで70-32とブルズを圧倒した。ペイント内からの得点は今季最多の数字となる。
アデトクンボは「今夜の試合に勝つには、ペイント内にボールを運び、そこから得点しなければいけないとチームが分かっていたと思う」と述べた。
一方、敗れたブルズ(4勝8敗)は、新人コービー・ホワイトが26得点、ザック・ラビーンが25得点、ウェンデル・カーターJr.が14得点を記録している。
12日(同13日)のニューヨーク・ニックス戦で7本の3Pを成功させ、1クォーターでの3P成功本数の新人記録を樹立した19歳ホワイトは、この日も前半だけで8本中5本の3Pを成功。2試合連続で5本以上の3Pを成功させた最年少選手となった。
ジム・ボイレン・ヘッドコーチは「彼はすごかったね」と、ホワイトを称賛している。
「ウチの多くの選手が良いプレイをしたと思う。タフなチームだ」。