11月22日(日本時間23日)にワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナでシャーロット・ホーネッツ対ワシントン・ウィザーズの一戦が行なわれ、ブラッドリー・ビールが30得点、12アシスト、5リバウンドを記録したウィザーズが125-118で勝利を収めた。ウィザーズは今季初の2連勝。開幕から13試合連続で先発出場を果たした八村塁は21分20秒の出場で15得点(第3クォーターに8得点)、2リバウンド、2スティールをマークし、勝利に貢献した。
ウィザーズは前半を62-68と6点差をつけられて終えたものの、第3クォーター序盤に八村が4本のショットで8得点をあげるなどし、一時逆転に成功する。その後再びホーネッツの反撃を許し、第4Q残り8分47秒には、この日自己最多&ゲーム最多となる31得点(8リバウンド、3スティール)をマークしたマイルズ・ブリッジズのショットで96-109と13点差をつけられるなど劣勢に陥った。
だが、そこからイシュ・スミス(10得点、6アシスト)、ダービス・ベルターンス(20得点、8リバウンド)、ビールらの得点、トーマス・ブライアント(21得点、11リバウンド)の2連続ダンクなどで1点差まで追いつくと、残り3分2秒にジョーダン・マクレー(13得点)の3ポイントショットで116-114と逆転。試合終盤の攻防をしのいでホーム2連勝を飾った。
NBA開幕13試合目となった八村は、フィールドゴール12本中7本成功(3Pは1本中0本)、フリースロー2本中1本成功で、前戦のサンアントニオ・スパーズ戦に続いて2試合連続で15得点をマーク。ターンオーバーとパーソナルファウルはそれぞれ1だった。
八村は試合後、「ハーフタイムが終わったときに何回か(相手の攻撃を)ストップすれば勝てると話していた。そういう風にできてよかった」と勝利を喜んだ。
「シーズンの初めはあまりよくなかったが、ちょっとずつ勝っていってチームの雰囲気も状態も良くなってきていい感じになってきているので、これから(さらに)上げていきたい」。
今日の自身のプレイについては「(ゴールへの)カットを中心に(攻めて)、相手もそこのディフェンスがあまり良くなかったので、周りもいいパスをくれて決めることができた」と語った。
ウィザーズ、今シーズン初連勝!八村塁選手は15得点、2スティール!#repthedistrict pic.twitter.com/Y6hBe0o2GD
— ワシントン バスケットボール (@washwizardsjp) November 23, 2019
5勝8敗としたウィザーズは次戦、24日(同25日)にホーム3連戦の最終戦としてサクラメント・キングスを迎える。続く26日(同27日)からはロサンゼルスでの2試合を含むアウェイ4連戦に臨む。
八村塁 ハイライト(vs ホーネッツ/15得点)| 2019.11.22
一方、敗れたホーネッツはブリッジズのほか、デボンテ・グラハム、テリー・ロジアー、マリーク・モンクの3人が揃って19得点を記録。アウェイ4連戦を3連敗で終えて6勝10敗となったチームは、明日(現地23日)、ホームでシカゴ・ブルズと対戦する。