11月29日(日本時間30日)、ユナイテッド・センターで行われたシャーロット・ホーネッツ対シカゴ・ブルズの一戦は、133-119でブルズが勝利した。
連続9得点で前半を締めくくり、11点のリードでハーフタイムに突入したブルズは、一時23点差をつけたものの、残り7分31秒で4点差まで追い上げられた。だが、そこから連続9得点で突き放して逃げ切っている。
今季チーム最高のフィールドゴール成功率59.6%を記録したブルズ(14勝8敗)は、ニコラ・ブーチェビッチが今季自己最多の30得点、14リバウンド、デマー・デローザンが28得点、6アシスト
ザック・ラビーンが25得点、6リバウンド、ロンゾ・ボールが16得点、8アシストを記録した。
直近の3試合でフィールドゴール成功率42%の平均12.3得点だったブーチェビッチだが、この日は3ポイントショット6本中6本成功で今季自己最多得点をマーク。ブーチェビッチは「リズムに乗ってきたところでCOVID(新型コロナウイルス)となり、離脱しなければいけなかった」と話している。
「でも、今夜は良い試合にできた。ショットを決めることができて素晴らしい気分だ」。
一方、ロード4連戦が2連敗スタートとなったホーネッツ(13勝10敗)は、テリー・ロジアーが31得点、ゴードン・ヘイワードが22得点、6リバウンド、ラメロ・ボールが18得点、13アシスト、7リバウンド、ケリー・ウーブレイJr.が18得点を記録した。
ジェームズ・ボレーゴ・ヘッドコーチは「今夜の守備にはがっかりだ」と落胆している。
「とにかく修正しなければならない」。
ユナイテッド・センターに駆けつけた2万1366人の観客は、序盤にロンゾとラメロのボール兄弟がマッチアップするたびに沸いた。ラメロは「僕たちは子どものころからNBAについて話してきた」と述べている。
「今こうしてその舞台に立ち、対戦できていることで、夢が叶ったんだなっていつも感じさせてくれる」。
一方、ロンゾは「もちろん僕たちは兄弟で、コートを離れれば愛情しかない」と話した。
「でも、コートの上では彼には彼の、僕には僕のやるべき仕事がある」。
ボール兄弟はこれがNBAで3度目の対戦。兄ロンゾが2勝1敗とリードした。ロンゾは「僕は勝つためにプレイする。結局のところ、僕はまだ兄貴だね」と述べている。
「そして、僕は勝利を積み重ねていかなければいけない」。