クリーブランド・キャバリアーズは、9月7日(日本時間8日)にカイリー・アービングとの交換でボストン・セルティックスから獲得したアイザイア・トーマス、ジェイ・クラウダー、アンテ・ジジッチの入団会見を行なった。
会見ではトーマスの股関節の負傷についても及んだが、コービー・アルトマンGMは明言を避けたと『ESPN』が伝えている。
アルトマンGMは「アイザイアに公平を期すため、我々は彼の股関節の負傷に関する詳細を明かすつもりはない」と語った。
「また、具体的な復帰時期も決めない」。
トーマスはクリーブランドでの身体検査をパスできず、一度は今回のトレードが破談しかけた。そこでセルティックスが、当初の交換条件だった3選手とブルックリン・ネッツの2018年ドラフト1巡目指名権に、マイアミ・ヒートの2020年ドラフト2巡目指名権を追加して成立に至った。
トーマスの負傷に関しては不可解なことが多い。『ESPN』のトム・ヘイバーストロー記者は、トーマスの負傷に関するセルティックスの見解を疑問視し、当初の見方より深刻な状態ではないかと伝えた。トーマスはキャブズ入団会見で、健康な状態に回復させるため取り組んでいると答えた。
「コービーが言ったように、僕たちにはプランがある。そのプランに従って、できるだけ早く100%の状態に回復させたい」。
アルトマンGMは「決して急がせるようなことはしない」と付け加えている。
原文:Cavaliers tight-lipped about Isaiah Thomas’ hip injury at Thursday press conference by Marcus DiNitto/Sporting News