チーム全体の貢献で東地区上位を保つキャバリアーズ

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クリーブランド・キャバリアーズで得点トップの2選手は、ドノバン・ミッチェルとダリアス・ガーランドだ。前者は49試合で平均27.4得点、後者は45試合で平均18.7得点をあげている。

だが、69試合をこなしている今季のキャバリアーズでの出場試合数では、ミッチェルが8位、ガーランドが9位だ。

ネクスト・マン・アップ:2人のスター選手がケガに悩まされながらも、キャバリアーズはロスター全体の努力により、イースタン・カンファレンスのトップ3に位置している。

全選手の貢献:ここ3か月のキャバリアーズは、得点の69.5%がパスから生まれている。このアシスト率はリーグ2位の数字だ。

今季のキャバリアーズは、10人の選手がチーム最多得点を記録している。ひとりを除く全員が、2試合以上でチーム最多得点だった。

これは両カンファレンスのトップ5でサンダーだけだ。プレイオフ進出順位のチームでも、インディアナ・ペイサーズ(13人)のみとなっている。

今季のキャバリアーズのチーム最多得点選手

  • 32試合:ドノバン・ミッチェル
  • 9試合:ジャレット・アレン、ダリアス・ガーランド
  • 5試合:キャリス・ルバート
  • 4試合:マックス・ストゥルース
  • 3試合:サム・メリル
  • 2試合:エバン・モーブリー、ジョージ・ニアン、ディーン・ウェイド
  • 1試合:クレッグ・ポーターJr.

シーズンを通じて様々な選手が攻撃面をけん引してきたキャバリアーズだが、頼みの綱となるのは守備だ。今季はリーグ4位の数字(111.0)を残している。ここ3か月はさらに向上した(NBAで2位の109.3)。

原文:Cavs emerging as one of the East's top teams despite injury woes(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。