4月26日(日本時間27日)に行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ対トロント・ラプターズの一戦で、ケビン・ラブが苛立ちを見せる場面があった。
何度か笛が吹かれなかったことに苛立っていたラブは、ボールをインバウンドする際にレフリーから渡されたボールをコート上に弾き返したのだ。それがルースボールとなり、ラプターズがボールをスティールし3ポイントショットを決めた。試合はラプターズは112-96と大勝している。
ラブはこの件に関して反省し、チームに対して13分以上かけて謝罪と釈明をしたことを『AP』のトム・ウィザーズ記者が詳しく報じている。
ラブはその後行なわれたメディア対応で「自分らしくなかった」と話した。
We're with you, @kevinlove ❤️💛 pic.twitter.com/IEih672FZO
— Cleveland Cavaliers (@cavs) April 28, 2021
「あの件に関しては謝りたい。酷い場面だった。決して悪気のあるものではなかったんだ」。
「あれは失敗だった。みんなもそれをわかってくれた。決して試合やチームメイトを冒涜しようという意図はなく、ボールを中に入れようという意図すらなかった。ついカッとなってやってしまった瞬間だった」。
「若い選手たちのためにも、自分がもっとしっかりしなければならない。この若いコアを導くという自分の役割はとても気に入っている。彼らのことは大好きだし、クリーブランドを愛している」。
チームはすでにラブの謝罪を受け入れている。今後何かしらの処分があるかは未定だが、28日(同29日)に行なわれたオーランド・マジック戦には先発出場し、35分をプレイしている。