アイザイア・トーマスの股関節の負傷により、ボストン・セルティックスとクリーブランド・キャバリアーズの間で一度は成立したトーマス、ジェイ・クロウダー、アンテ・ジジッチ、2018年ドラフト1巡目指名権と交換でカイリー・アービングを獲得するというトレードが頓挫する可能性が出てきたことを受け、両チームが8月26日(日本時間27日)に電話で話し合うと『ESPN』が伝えた。
昨季のプレイオフ中に負傷した股関節の手術を受けず、リハビリを続ける方法を選択したトーマスだったが、キャブズは25日(同26日)に行なった身体検査の結果に納得できなかった。
身体検査をパスできなかったため、キャブズは今回のトレードを取り消すこともできるものの、アービング放出の補償として、セルティックスからさらに選手またはドラフト指名権の獲得、もしくは金銭を受け取るという手段も残されている。
ある関係筋が『ESPN』に話した内容によれば、現状は非常にセンシティブだという。
トーマス、クロウダー、ジジッチは25日にクリーブランドで身体検査を受けたのだが、アービングは26日にボストンで検査を受ける予定と見られている。
両チームには、8月31日(同9月1日)まで今回のトレードに関する最終決定を下す猶予が与えられている。
原文:Celtics, Cavaliers talking Saturday about Kyrie Irving, Isaiah Thomas trade status, report says by Gabrielle McMillen/Sporting News