オクラホマシティ・サンダーが、カーメロ・アンソニーを含むトレード成立に向け動いていると『ESPN』が伝えた。
アンソニーは、先日2018-19シーズンに2790万ドル(約30億8100万円)の年俸が保障されるプレイヤーオプションを行使した。サンダーはアンソニーの年俸をサラリーキャップから削除することを望み、アンソニーもチーム内での役割に満足してないため、両者は互いに前に進むことを希望している。
『ESPN』の情報源によれば、アンソニーの代理人とサンダーのサム・プレスティGMは、今後トレード、もしくはストレッチ条項(解雇した選手の年俸を残りの契約年数以上に分割して支払える条項)、あるいはバイアウト(買い取り)とストレッチ条項の合わせ技を含め、アンソニーの退団に向け力を合わせるという。
仮にアンソニーの契約に対してストレッチ条項を行使できれば、サンダーは総年俸額を減らせる。しかし、サンダーはまずトレードの道を模索するという。アンソニーは、レブロン・ジェームズと契約予定のロサンゼルス・レイカーズに移籍するという噂が出ている。また、ヒューストン・ロケッツもアンソニーがフリーエージェントになった後で獲得を検討するチームの一つと『New York Times』のマーク・スタイン記者が報じた。
The Houston Rockets are among the teams that will have interest in Carmelo Anthony once he secures his free agency, according to league sources
— Marc Stein (@TheSteinLine) 2018年7月6日
34歳のアンソニーは、サンダーでの昨季に平均16.2得点、5.8リバウンドを記録した。
原文:NBA trade rumors: Carmelo Anthony, Thunder working together to part ways by Travis Durkee/Sporting News(抄訳)