1月7日(日本時間8日)にスコシアバンク・アリーナで行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ対トロント・ラプターズの一戦は、28得点を記録したカーメロ・アンソニーが残り4秒で決勝点を決め、ブレイザーズが101-99で接戦を制した。
99-99の同点で迎えた試合終盤、アンソニーは3ポイントラインからフリースローラインまでドライブを仕掛け、プルアップジャンプショットを決め、チームに勝利をもたらした。アンソニーが第4クォーターもしくはオーバータイム残り5秒以内で決めた決勝ショットの数は、これでキャリア通算17本となった。
デイミラン・リラードは「彼のような能力を持っている選手にとっては、機会があるかどうかなんだ」と語る。
「彼に対するディフェンスはひとりで、彼は好きな位置まで入ることができた。彼があの位置まで入り込み、飛び上がった瞬間、入ったなと確信したよ」。
直近の7試合で6敗を喫していたブレイザーズにとって、「これはとても自信になる勝利となった」とアンソニーは試合後に話している。テリー・ストッツ・ヘッドコーチも、「チームが、特に第4クォーターに見せてくれたプレイをとても誇りに思っている」とアンソニーの意見に賛同した。
「シーズン終盤になると、それまでの試合を見返すのだが、この試合が流れを変えた試合として挙げられるだろう」。
ブレイザーズ(16勝22敗)はアンソニーが28得点、7リバウンドを記録したほか、リラードが20得点、9アシスト、ハッサン・ホワイトサイドが14得点、16リバウンド、アンファニー・サイモンズが12得点をマークした。
一方のラプターズ(24勝13敗)は、カイル・ラウリーが24得点、10アシスト、サージ・イバカが17得点、11リバウンド、クリス・ブーシェイとオシェイ・ブリセットがそれぞれ12得点を記録した。