8月1日(日本時間2日)、アトランタ・ホークスから解雇されたカーメロ・アンソニーが、ウェーバー期間を経てフリーエージェントになったと『Yahoo Sports』のシャムズ・シャラニア記者、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。
Sources: Carmelo Anthony has cleared waivers, setting up the 10-time All-Star to sign free-agent deal with the Houston Rockets.
— Shams Charania (@ShamsCharania) August 1, 2018
Carmelo Anthony passes through waivers at 5 PM ET, clearing way for him to inform Houston that he will sign a one-year, $2.4M deal with Rockets.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) August 1, 2018
アンソニーは、7月19日(同20日)にオクラホマシティ・サンダーからホークスにトレードされた。複数のリポートによれば、アンソニーはヒューストン・ロケッツと1年240万ドル(約2億6700万円)で契約すると見られている。
アンソニーは、昨季サンダーで与えられた役割にフィットせず、キャリア最低となる平均16.2得点を記録した。歴代19位の通算2万5417得点を記録しているアンソニーは、これまでのようにアイソレーションのスペシャリストではなく、サンダーでは主にキャッチ・アンド・シュートによるスコアラーとしての役割を担った。だが、プレイオフに入ってから出場時間が減少し始め、ユタ・ジャズとのファーストラウンド第6戦では、控えのジェレミー・グラントよりプレイタイムが短かった。昨シーズン終了後、アンソニーは、ボールを任される役割を好むと話し、ベンチ起用の可能性については論外という意思を明確に示した。
アンソニーは、今オフ来季の年俸2800万ドル(約31億2200万円)が保障されるプレイヤーオプションを行使した。サンダーはグラントと再契約したため、アンソニーの放出は避けられないだろうと言われていた。
アンソニーがロケッツと契約すれば、トレバー・アリーザとルーク・バー・ア・ムーテが退団したことでできた穴を埋める役割を担うと見られている。
原文:Reports: Carmelo Anthony clears waivers, intends to sign one-year deal with Houston Rockets by NBA.com(抄訳)