チャールズ・バークレーは、テレビゲーム「NBA 2K」の次回作に登場しないつもりであることを改めて発表した。
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ここ数年間、バークレーとゲームの開発元である2K Sportsは、殿堂入り選手である彼を解説者兼選手としてゲームに登場させようとしているのだが、金銭面の契約に折り合いがつかずにいる。しかし、揉めている原因は彼自身へ支払われる金銭ではなく、引退した選手たちへの支払いだ。
「引退した選手たちにいくらかのお金を彼らが支払わないかぎり、僕に似たキャラクターは使わせない」バークレーは、インターネットラジオ「Scoop B Radio」の放送でそう語った。「このことについてはもうこれ以上考えもしないと思うよ。彼らが引退した選手たちに金銭を支払うか、さもなければ、彼らは永遠に僕のキャラクターを使えない。以上だ。僕の役目は年老いた選手たちを気にかけることだからね」。
ゲーム内に、米放送局TNTのテレビ番組「Inside the NBA」を連想させる試合前、ハーフタイム、試合後のショーが追加された「NBA 2K15」以降、バークレーは同シリーズにおいてゲームに欠けている重要な存在となっている。現在ゲーム内のショーにはアーニー・ジョンソン、シャキール・オニール、ケニー・“ザ・ジェット”・スミスが登場している。
バークレーはほかにも、個人的な理由からインスタグラムやツイッターといったソーシャルメディアを避けるなど、最新テクノロジーを嫌う姿勢を見せてきた。しかしその背後には、彼の博愛の精神がある。そしてこれは彼が長い間堅持してきたスタンスでもある。
ゲームに登場していない有名な選手は、NBAの元MVPである彼だけではない。レジー・ミラーとラシード・ウォーレスも引退して以降「NBA 2K」のどのゲームにも登場していない。
「ゲームへの登場を望まない選手もいる。なぜなら、彼らは様々な哲学的理由のためにゲームの中の世界に興味がないからだ」2K Sportsのデジタルマーケティングディレクターを務めるロニー・シンは昨年、USAトゥデイ紙のスポーツ特集サイトFor The Win内の記事でそう語った。「正直に言って、ゲーム内に登場させることが可能な人物は全員何としてでも出したい」。
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原文:Charles Barkley will not appear in 'NBA 2K' unless game publisher pays NBPA
翻訳:日本映像翻訳アカデミー