2020年のNBAドラフトで全体1位指名されたミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズが、NBAでも有数の爆発力のあるスコアラーとなりつつある。11月10日(日本時間11日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では、キャリア最高となるパフォーマンスを披露した。
チェイス・センターでの試合で、チームは110-123と敗れたものの、エドワーズはフィールドゴール27本中16本成功で自己最多48得点をあげている。さらに5リバウンド、5アシストも記録した。
Anthony Edwards tonight:
— StatMuse (@statmuse) November 11, 2021
48 PTS (career-high)
5 REB
5 AST
16-27 FG
7-13 3P
He is the 5th youngest player in NBA history to score 45+ in a game. pic.twitter.com/604Obtm1Rk
ウォリアーズ戦でのエドワーズのすごさを振り返ってみよう。
自己最多得点を更新
昨季、エドワーズは3月のフェニックス・サンズ戦と5月のメンフィス・グリズリーズ戦で42得点をマークしていた。その自己最多記録を更新したかたちだ。NBA入りしてから出場した82試合中3試合で40得点超をあげている。
また、1試合48得点はウルブズの球団歴代6位の記録となる。カール・アンソニー・タウンズ(56得点)、モーリス・ウィリアムズ(52得点)、コーリー・ブリューワー(51得点)、ケビン・ラブ(51得点)、デリック・ローズ(50得点)に続く数字だ。
歴代5位の若さで45得点超
『StatMuse』によると、1試合45得点超を達成した選手の中で、エドワーズは歴代5位の若さだ。
選手 | 得点 | チーム | 年齢 | 達成年 |
クリフォード・ロビンソン | 45 | ネッツ | 19歳362日 | 1980年 |
ブランドン・ジェニングス | 55 | バックス | 20歳52日 | 2009年 |
カール・ブラウン | 47 | ニックス | 20歳72日 | 1947年 |
レブロン・ジェームズ | 48 | キャバリアーズ | 20歳80日 | 2005年 |
アンソニー・エドワーズ | 48 | ウルブズ | 20歳97日 | 2021年 |
キャリアハイに迫る3P
ウォリアーズ戦のエドワーズは、3ポイントショットが13本中7本成功。昨季、2021年5月6日(同7日)のグリズリーズ戦で記録した8本の自己最多にあと1本と迫る数字だった。
歴代3位の若さで達成のスタッツ
得点をあげることに集中する一方で、エドワーズは5リバウンド、5アシストも記録した。これにより、ブランドン・ジェニングス、レブロン・ジェームズに続き、歴代3位の若さで45得点&5リバウンド&5アシスト超を達成している。
Youngest player in NBA history with a 45/5/5 game:
— StatMuse (@statmuse) November 11, 2021
20y, 52d — Brandon Jennings
20y, 80d — LeBron James
20y, 97d — Anthony Edwards pic.twitter.com/GjlYT3mSdz
カール・アンソニー・タウンズがFG19本中6本成功の17得点と苦しんだ試合で、エドワーズがチームにとって決定的な仕事をしたことは、2年目ガードの今後の活躍への期待につながる。