11月20日(日本時間21日)にユナイテッド・センターで行なわれたデトロイト・ピストンズ対シカゴ・ブルズの一戦は、ラウリ・マルカネンが24得点を記録し、ブルズが109-89で勝利した。
ここ数週間のシュートスランプに苦しんでいたマルカネンだったが、この試合では14本中7本のフィールドゴールを成功させる復調ぶりを見せた。マルカネンは「ショットの感覚はずっと良かったんだ」と説明する。
「だからこそ入らないことに苛立ちを感じていた。ようやく数本入ったのを見れて、気持ちがいいよ」。
マルカネンが20得点以上記録したのは、開幕戦で35得点を記録して以来だ。ブルズのジム・ボイレン・ヘッドコーチは「彼は積極的で、しっかりとコートを走っていた」と話す。
「序盤走っていたおかげで2本くらいリム周りでいい形で得点をすることができた」。
ブルズ(5勝10敗)はほかに、トーマス・サトランスキーが15得点、7アシスト、さらに先発出場となったシャキール・ハリソンも15得点、11リバウンド、5アシストと活躍し、連敗を3で止めた。
ピストンズ(4勝10敗)はデリック・ローズが18得点、ブレイク・グリフィンが16得点、8リバウンド、ルーク・ケナードが14得点を記録したものの、これで5連敗となった。
この試合では、自身のキャリア15シーズンのうち10シーズンをブルズでプレイした、ルオル・デンの引退セレモニーも行なわれた。デンは10月にブルズと1日契約を結び、ブルズの一員として引退している。
過去にチームメイトだったベン・ゴードン、ジョアキム・ノア、ジャネロ・パーゴ、タイラス・トーマス、ジョン・ルーカス三世、アーロン・グレイ、ナジー・モハメッドも集まり、ちょっとした同窓会ムードとなっていた。
この試合を選んだ理由として、デンはこの日の対戦相手で、かつてのチームメイトであるローズにもいて欲しかったことを理由に挙げている。
Squad. pic.twitter.com/GUbL6vbXRo
— Chicago Bulls (@chicagobulls) November 21, 2019