12月5日(日本時間6日)にウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたNBAインシーズン・トーナメント準々決勝、ニューヨーク・ニックス対ミルウォーキー・バックスの一戦は、バックスが146-122で勝利し、ベスト4進出を決めた。
バックスは開始直後にヤニス・アデトクンボが着地時に足首を痛めたが、プレイを続行。チーム最初の13得点のうち10得点をあげる。
3点リードで前半を終えたバックスは後半、第3クォーターに18点差をつけると、第4Qには一時27点をリード。エイドリアン・グリフィン・ヘッドコーチは主力をベンチに下げた。
3ポイントショット成功率60.5%(38本中20本)、フィールドゴール成功率60.4%を記録し、今季チーム最多得点をあげたバックスは、インシーズン・トーナメント無傷の5連勝でセミファイナルに駒を進めている。
ホーム9連勝のバックス(レギュラーシーズン15勝6敗)は、アデトクンボが35得点、8リバウンド、10アシスト、デイミアン・リラードが28得点、7アシスト、マリーク・ビーズリーが18得点、クリス・ミドルトンが14得点、7アシスト、ボビー・ポーティスが13得点、キャメロン・ペインが12得点を記録した。
グリフィンHCは「今夜は大きな一歩だ。ラスベガスに行きたかった。でも、ラスベガスに着いたら、仕事をしなければいけない。向こうで2試合に勝たなければならない」と話している。
「今夜はウチのほうが良いチームだったと思う。ベンチメンバーが素晴らしかった。観客も素晴らしかったと思う。すべてがプレイオフのような試合だった」
一方、4試合ぶりの黒星となったニックス(レギュラーシーズン12勝8敗)は、ジュリアス・ランドルが今季自己最多の41得点、6リバウンド、5アシスト、ジェイレン・ブランソンが24得点、6アシスト、RJ・バレットが23得点、8リバウンド、ジョシュ・ハートが11得点をマークしている。
ブランソンは「守備で僕らは本当に試合を通じて何もできなかった。それがすべてだ」と話した。
「たくさんのショットを打たれた。快適にやられた。そうさせないようにするのは自分たち次第だ」
勝利したバックスは、7日(同8日)にネバダ州ラスベガスで開催される準決勝でインディアナ・ペイサーズと対戦する。