5月7日(日本時間8日)、ミルウォーキー・バックスに所属するヤニス・アデトクンボのソーシャルメディアのアカウントが乗っ取られた。選手や球団、エージェントや弟が認めている。APが報じた。
***
約5分にわたり、アカウントには10件以上のコメントが投稿された。明らかに本人以外の何者かの仕業によるものとみられる投稿だった。投稿には人種差別的中傷や神を冒涜する言葉、選手が新型コロナウイルスに感染しているとの主張が記されていた。
ロサンゼルス・レイカーズに所属する弟のコスタス・アデトクンボは「ヤニスのツイッターや携帯電話、Eメール、銀行のアカウントがハッキングされた!」と投稿した。
「兄は、投稿されてしまった内容を心から謝罪している。できるだけ早く戻ってくるはずだ! このハッカーの投稿は極めて不適切で不快だ!」。
— Giannis Antetokounmpo (@Giannis_An34) May 8, 2020
同日夜、ヤニス・アデトクンボはアカウントが乗っ取られたことを認め、「悪意ある偽のツイート」に一部選手が巻き込まれたことへの不快感を表した。
「極めて不適切な投稿で、とても不快なことを言ったとされるのは吐き気を催すし、深く失望している」。
球団は声明で調査していることを発表した。エージェンシーのオクタゴンも、ハッキングがあったことを認めている。
***