4月7日(日本時間8日)にウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたニューヨーク・ニックス対ミルウォーキー・バックスの一戦は、ニックスが122-109で勝利した。
ここ7試合で6つ目の黒星を喫した東地区2位のバックスは、オーランド・マジックとニューヨーク・ニックスに1ゲーム差と迫られた。ただ、同日の試合でマイアミ・ヒートが敗れ、マジックが勝利したことで、プレイオフ進出が決まっている。
バックスは左ハムストリングの問題で2日前のトロント・ラプターズ戦を欠場したヤニス・アデトクンボが復帰。デイミアン・リラード、クリス・ミドルトンを含む3人全員が出場可能となったのは、ここ29試合で4回目だ。しかし、第2クォーター途中にミドルトンが顔面を負傷して退場を余儀なくされた。
ミドルトンを失ったバックスは、11点リードでハーフタイムに突入したものの、後半最初の6分間で6-20のランを許す。第3Q残り6分58秒に序盤以来となるビハインドを背負うと、その後は再逆転するに至らず。今季チーム最長の4連敗を喫している。
バックス(47勝31敗)はアデトクンボが28得点、15リバウンド、8アシスト、ボビー・ポーティスが24得点、5リバウンド、デイミアン・リラードが23得点、6アシスト、ブルック・ロペスが13得点、5リバウンド、3ブロックを記録した。
この日は勝ち越しているチーム相手の敗戦だったが、バックスは直近でワシントン・ウィザーズ、メンフィス・グリズリーズ、ラプターズと、勝率5割を切っているチームに敗れている。
アデトクンボは「僕らは負け越しているチームじゃないんだ」と反省した。
「僕らにそういうメンタリティーはない。僕らの中にそれはないんだ。これは僕らじゃない。僕たちはもっと良くならなければいけない」
ドック・リバース・ヘッドコーチは「これを乗り越えられるだけのタレントがそろっているチームというのが私の意見だ」と述べている。
「誰が出て、誰が欠場しようが、どのチームにも欠場者はいるんだ。私が解決しなければならない」
一方、ニックス(46勝32敗)はジェイレン・ブランソンが43得点、6リバウンド、8アシスト、ドンテ・ディビンチェンゾが26得点、アイザイア・ハーテンシュタインが18得点、10リバウンド、ボーヤン・ボグダノビッチが15得点をマークした。
ブランソンは今季9回目の40得点超。単一シーズンの記録としては、ニックスの歴代3位の数字だ。また、バックスとの今季の5試合で、ブランソンは平均37.2得点をあげている。
ブランソンは「分からないんだ」と話した。
「彼らとの対戦ではボールがネットを通ってくれる。平均37得点だね。でも、(バックス相手に)2勝3敗なんだ。今夜になるまでは1勝3敗だった。どれだけ得点をあげようが、勝てていなかったんだ。今夜は勝つための方法を見つけることができたね。彼らのゲームプランがうまくいったのは、4試合のうちの最初の3試合だった」
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