オーランドでの生活を楽しむペイサーズのダグ・マクダーモット「サマーキャンプみたい」

Mark Montieth/Pacers.com

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日々の新型コロナウイルス検査、普段とは異なる練習スケジュール、行動制限、食事の選択肢、家族と数か月離れて生活することを除いて、インディアナ・ペイサーズの選手たちは、今のところオーランドでの隔離された生活を楽しめている。

ゴルフが趣味のダグ・マクダーモットは、T.J.・マッコネル、ビクター・オラディポと先日ハーフラウンドを回ったが、慣れない指導やチームメイトの世話に気を取られてしまい、普段よりも良くないスコアを叩いた。

マクダーモットは、練習場でリモートでのインタビューに応じた際、「幼い頃のサマーキャンプにいるみたいだ」と語った。

「バスケットボール、食事、それから映画を見たりの生活だけれど、あっという間に時間が過ぎている。NBAは本当に僕たちのことを気にかけてくれているんだ」。

ペイサーズは、7月23日(日本時間24日)に練習試合を予定しているが、レギュラーシーズンの試合は8月1日(同2日)まで始まらない。ホテルから練習場の行き来、それにコートでも3時間しか練習が許されていないものの、選手たちはオーランドでの生活を楽しめているようだ。

選手や球団関係者にとって最も苦痛なのは、新型コロナウイルス検査だろう。毎日朝の8時から夜の8時の間に検査を受け、もし陽性反応が出たら、NBAから配布されたリストバンドの色が変わり、医療関係者に報告しなければならない。

今のところ、ペイサーズの選手、コーチ、関係者のリストバンドに異常は見られない。

アーロン・ホリデーやネイト・マクミラン・ヘッドコーチらによれば、選手たちは各自のマウスピースの管理や、ハンドシェイク、ハグなどにも気を配っているという。

マクダーモットは「検査は毎日受けているから、だいたいにおいて全員が安全な状態を保てている」と話している。

「5対5の実戦練習もしているし、コート外でも上手く対応している。お互いの部屋に行かないとか、夕食のときには同じテーブルに2人までしか座らないとかね。一卓のテーブルに3人座ってはいけないんだ。慣れるのに時間は必要だけれど、大半のことはスムーズにやれている」。

ペイサーズを含めて7チームが同じホテルに滞在しているため、練習に向かう際、食事会場に移動する際に選手同士の交流もあるという。今のところほかのホテルに移動することは禁じられているものの、マクミランHCによれば、この縛りも7月22日(日本時間23日)に解かれるという。

リモートでの質疑では、練習で状態の良い選手に関する質問が多く、マルコム・ブログドンはマイルズ・ターナーとT.J.・ウォーレンの名前を挙げた。マクダーモットも両選手の名前を挙げ、オラディポの状態も良いと語った。

「T.J.・ウォーレンの動きには感心している。レンジも広くなっているし、3ポイントショットを何本も決めているよ。ビクターも素晴らしいね。自信が感じられる。(再開後のシーズンに出場するかどうかに関係なく)彼がコートでプレイする姿を本当に楽しみにしている。それに、マイルズのポストアップゲームもレベルアップしているよ」。

原文:Bubble Has "Summer Camp" Feel for Pacers by Mark Montieth/Pacers.com(抄訳)


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