12月17日(日本時間18日)、ブルックリン・ネッツのショーン・マークス・ゼネラルマネージャーが、カイリー・アービングの状況について声明を出し、「コーチや選手、スタッフとの話し合いの結果、カイリー・アービングが参加可能な試合および練習に再び参加することを組織として決定しました」と発表した。
「怪我や安全衛生プロトコルの問題により選手が欠場を余儀なくされていることなど、現在の状況を慎重に検討した結果、選手の全面的な支持を受けてこの決断に至りました」。
「カイリーが加わることでより良いチームとなるだけでなく、ロスター全体の身体的負担のバランスをより最適に保つことができると信じています。カイリーが戦列に復帰すること、そしてロスター全員がコートに戻ることを楽しみにしています」。
The following statement has been released by General Manager Sean Marks: pic.twitter.com/DAldOYe4nj
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) December 18, 2021
ネッツの本拠地があるニューヨーク市は屋内スポーツ会場の入場にワクチン接種を義務化しているため、ワクチン未接種のアービングはバークレイズ・センターで行われる試合には出場できない。しかし、練習施設は私有施設で、ワクチン未接種でも練習に参加できるため、アービングはチーム練習への復帰とロードゲームへの出場を許可されることになった。
ネッツは、10月12日(同13日)の時点ではアービングが全試合に出場できるようになるまで、チームでのプレイも練習も一切しないという決断をしていた。しかし、現在ケビン・デュラントへの負担が大きいことへの懸念や、さらに安全衛生プロトコルで多くの選手が出場できない手薄な状態が今回の決断の大きな要因になっている。