ブルックリン・ネッツのヘッドコーチであるケニー・アトキンソンが退任した。ネッツが3月7日(日本時間8日)に発表している。シーズンの残りの期間はアシスタントコーチだったジャック・ボーンがヘッドコーチを務める。
ゼネラルマネージャーのショーン・マークスは、「ケニーとシーズンの進捗状況について話し合った後、コーチの変更がチームの最大の利益になることを互いに合意しました」と語った。
「これは非常に難しい決定でしたが、組織は現時点で必要であると考えています。ケニーは、私たちの選手の育成と、過去4シーズンにわたってアイデンティティと文化の構築に貢献しました。彼がここで導入した基盤は、今後のシーズンに引き続き構築されていくものです。私たちは、ケニーのハードワークのすべてと、ネッツとブルックリンコミュニティへの献身に永遠に感謝します。ケニー、ローラ夫人、そしてアトキンソン一家は、常に私たちのネッツファミリーの一部であり続け、彼らの将来が最高のものになることを願っています」。
アトキンソンは、ブルックリンとの3年以上のシーズンで118勝190敗の成績を残した。指揮した試合数でフランチャイズ史上3位、勝利数で同4位のに位置している。
ネッツは、昨オフに獲得したケビン・デュラントが右アキレス腱の治療のため今季全休、同じく今季から加入したカイリー・アービングも右肩の負傷などで20試合の出場にとどまっている。アービングは3日(同4日)に手術を決行し、今季残りの全休が決まった。そうした状況のなか、チームは28勝34敗の成績で、イースタン・カンファレンス7位とプレイオフ進出圏内につけている。