ネッツがウォリアーズとのトレードでケビン・デュラントを獲得

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7月7日(日本時間8日)、ブルックリン・ネッツは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのトレードでケビン・デュラント、2020年のドラフト1巡目指名権(保護条件付き)を獲得したことを発表した。ネッツからは、ディアンジェロ・ラッセル、シャバズ・ネイピアー、トレイビオン・グラハムがウォリアーズにトレードされた。

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ネッツのショーン・マークスGMは「ケビンは王者であり、長年オールスターに選出され、どの世代の選手の中でも優れた一人だ」と語った。

「ケビンのような選手が加われば、リーグのエリートチームと競い合えるレベルが上がる。彼の素晴らしい能力と、技術向上のために力を尽くす姿勢が、彼を史上最高クラスのオフェンシブプレイヤーにさせた。我々は、ケビンと彼の家族をネッツに歓迎できることを楽しみにしている」。

ケニー・アトキンソン・ヘッドコーチは「リーグの全関係者と同様に、我々のコーチングスタッフも、ケビンの素晴らしい技術、挽回する力、粘り強さには感心している」と、デュラントを称賛している。

「すでに王者、そして史上最高の選手の一人という立ち位置を得た存在だ。これ以上ないほどに、我々のプログラムに迎え入れられることに興奮している」。

オールNBAチームに9回選出(ファーストチーム6回、セカンドチーム3回)されているデュラントは、直近3シーズンをウォリアーズでプレイした。ウォリアーズ時代には、2017年と18年に優勝し、史上6人目となるNBAファイナルMVPに2年連続で選出された選手となった。

ここ10年続けてオールスターに選出されたデュラントは、オクラホマシティ・サンダー時代の2014年にシーズンMVPを受賞。キャリア849試合(全試合先発出場)に出場し、平均27.0得点、7.1リバウンド、4.1アシスト、1.1スティール、1.1ブロック、フィールドゴール成功率49.3%、3ポイントショット成功率38.1%、フリースロー成功率88.3%というスタッツを残している。

通算得点(2万2940)は現役3位のデュラントは、ここ11シーズン続けて平均25.0得点以上を記録し、これまでに4度も得点王(2009-12、2013-14)に輝いた。

アメリカ代表としても2012年のロンドン五輪、2016年のリオ・デ・ジャネイロ五輪で金メダルを獲得。コート外での活動にも熱心で、2017-18シーズンにはNBA Cares コミュニティアシスト賞を受賞した。

原文:BROOKLYN NETS ACQUIRE 10-TIME ALL-STAR AND TWO-TIME NBA CHAMPION KEVIN DURANT by Nets.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ