プレイオフ自己最多得点で貢献のブルック・ロペス「エキサイティングだがまだ決まっていない」

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7月1日(日本時間2日)にファイサーブ・フォーラム(ウィスコンシン州ミルウォーキー)で行なわれたNBAプレイオフ2021 イースタン・カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)のアトランタ・ホークス対ミルウォーキー・バックス第5戦は、ホームのバックスが123-112で勝利を収めた。

2勝2敗で迎えた第5戦を制したバックスは、シリーズ突破、そしてNBAファイナル進出に王手をかけている。実現すれば、1971年に球団唯一の優勝を果たしているバックスにとっては、1974年以来となるNBAファイナルだ。

バックスはヤニス・アデトクンボ、ホークスはトレイ・ヤングと、両チームが最大のスターを負傷で欠いた一戦。バックスはブルック・ロペスがプレイオフ自己最多の33得点、クリス・ミドルトンが26得点、ドリュー・ホリデーが25得点、ボビー・ポーティスが22得点、スターターのうち4選手が22得点超を記録した。

ロペスは「エキサイティングだね。ただもちろん、まだ決まってはいない」と喜びつつ、第6戦でシリーズ突破を決めたいと意気込んだ。

「僕たちは今夜の努力とエネルギーを詰め込んで、2日後にもまた同じようにする必要がある」。

アデトクンボの代役で先発出場したポーティスは、プレイオフ自己最多得点をマーク。ファイサーブ・フォーラムの観客から何度も「ボビー! ボビー!」と声援を送られたポーティスは、「世界最高の選手のひとりがいないという僕らの状況は分かっていた」と話した。

「だから、ほかの選手がやらなきゃいけなかった。それをして、それぞれの役割をこなしたんだ」。

ネイト・マクミラン・ヘッドコーチは「今夜は最初から最後まで、彼らのほうがフィジカルでアグレッシブなチームだった」と脱帽。ダニーロ・ガリナーリも「僕らは彼らのインテンシティやエネルギーでプレイできなかった」と述べている。

「僕らがもっとうまく試合を始めなければいけなかったのは確かだ」。

第6戦は、3日(同4日 午前9時30分)にホークスの本拠地ステイトファーム・アリーナ(ジョージア州アトランタ)で行なわれる。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ