今夏のワシントン・ウィザーズは、イースタン・カンファレンスのライバルチームと比較すると動きは少なかった。それでもオットー・ポーターJr.に提示されたマックス契約にマッチし、ジョン・ウォールとは4年の高額契約を結び、マイク・スコットを獲得してバックコートの層を厚くすることには成功した。
昨季のプレイオフでは、イースト準決勝でボストン・セルティックスに第7戦の末に敗れたものの、レギュラーシーズンでは49勝をあげ、2017-18シーズンが楽しみな存在だ。それゆえに、イーストの優勝候補から外されることに納得していない。
ブラッドリー・ビールは『ESPN』に「僕は、自分たちこそイーストのベストチームと感じている。本気でそう感じているんだ」と語った。
「そういう気持ちで今季を迎えているよ」。
およそ1か月前には、ウォールが「リーグベストの2ウェイプレイヤー」と発言した。ビールとウォールのデュオ、ポーターJr.、センターのマーチン・ゴータットというラインナップはリーグベストではないかもしれないが、ビールはセルティックスよりもウィザーズの方が、キャブズにとって厄介なマッチアップになると信じて疑わない。
ビールは「キャブズとの対戦は大好きだよ。当然さ。JR・スミスはこういう発言を気に入らないみたいだし、他にも好意的に受け止めない選手もいる。でも、そう感じているんだ」と言う。
「彼らにへの敬意を欠いているわけではない。シリーズで勝てると言っているわけでもないよ。でも、チームの競技レベル、マッチアップを考えると、自分たちのほうが上かもしれない。彼らに勝つチームの姿を見たいけれど、最終的には敬意を示さないといけない。彼らは過去3年続けてファイナルに進出しているチームだからね」。
ビールは、レブロン・ジェームズが率いるチームとプレイオフで対戦した経験がない。それを今季は実現させたいと考えている。
「自分たちこそ、他チームからライバル視されるチームだと感じているんだ。ただ、それを証明しないといけない」。
原文:Wizards, not Cavaliers, are best team in the East, Bradley Beal says by Joe Rodgers/Sporting News(抄訳)