クリーブランド・キャバリアーズとのシーズン開幕戦で、足首骨折の重傷を負ったボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードは、3月2日(日本時間3日)に『The Players Tribune』で現在のリハビリについて動画を公開した。
ボールハンドリングやシュート練習をこなし、ジャンプショットの調子も良かった様子のヘイワードは、「忍耐。目標は一つ。もうすぐ、さらにコート復帰の道へ」とコメントしている。
当然、3日(同4日)のシュート練習では、ブラッド・スティーブンズ・ヘッドコーチに質問が集中。シーズン終盤の復帰の可能性について、同HCは「今年はプレイしない」と、すぐに噂を否定した。
「ほかに何を言えばいいか分からないな」。
ヘイワードの調子が良さそうに見える動画を目にしたセルティックスのファンにとっては、受け入れるのが難しいかもしれない。だが、ヘイワードのトレーナーのコメントが、現在のリハビリの状態をより正確に示している。
トレーナーは「しばらくハードにしないようにしてきた。またペースを上げていこう」と述べた。
「ボールハンドリングとシュートはかなりやってきた。それをつくり上げていかなければいけない」。
つまり、まだ試合への準備が整っていないということは明白だ。リハビリプロセスのどの辺りにヘイワードはいるのか。スティーブンズHCは「動画も素晴らしかったと思う。進化し続けていることを示しているからね」と語っている。
「長いリハビリの途中には、日々の進化が感じられないときもある。動画を見た人は『本当にどんどん良くなっているじゃないか』と言うかもしれない。だが、『1on0』にすらまだほど遠い状態だ」。
原文: Brad Stevens on Gordon Hayward's recovery: 'He's not playing this year' by Sporting News(抄訳)