10月1日(日本時間2日)、ボストン・セルティックスとポートランド・トレイルブレイザーズがトレードを発表した。セルティックスがドリュー・ホリデーを獲得している。
このトレードで、セルティックスはドリュー・ホリデーを獲得。ブレイザーズはマルコム・ブログドンやロバート・ウィリアムズ三世を獲得している。
トレード内容は以下のとおりだ。
セルティックス獲得
- ドリュー・ホリデー
ブレイザーズ獲得
- マルコム・ブログドン
- ロバート・ウィリアムズ三世
- 2024年のドラフト1巡目指名権
- 2029年のドラフト1巡目指名権
9月27日(同28日)のミルウォーキー・バックス、フェニックス・サンズとの三角トレードでブレイザーズが獲得していたホリデーは、フィラデルフィア・76ers(2009~13年)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(2013~20年)、バックス(2020~23年)と、NBAでの14シーズンで906試合に出場(先発825試合)。平均33.1分間のプレイで16.4得点、4.1リバウンド、6.5アシスト、1.5スティール、フィールドゴール成功率46.2%、3ポイントショット成功率36.6%を記録している。
通算アシスト(5,868)は現役のNBA選手で6位、通算スティール(1,346)は同11位、通算得点(14,876)は同18位。通算リバウンド(3,702)はガードで6位の数字だ。
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昨季、ホリデーはバックスで67試合に出場(先発65試合)。平均19.3得点、7.4アシスト(リーグ9位)、自己最多の5.1リバウンドを記録し、3年連続、自身5回目のオールディフェンシブチーム選出を果たした。2013年以来となる自身2回目のオールスター選手も達成している。
ホリデーはNBAプレイオフ2021で全23試合に先発出場し、平均17.3得点、5.7リバウンド、8.7アシストを記録して、バックスの優勝に貢献した。さらに、NBAファイナル2021から1か月と経たないうちに、東京オリンピックで金メダルを獲得。平均11.8得点、4.8リバウンド、3.8アシストをマークした。
また、ホリデーはここ4シーズンのうちの3シーズンでトワイマン・ストークス・チームメイト賞を受賞。2020-2021シーズンにはスポーツマンシップ賞も受賞している。
一方、ブレイザーズが獲得したウィリアムズ三世は、NBAドラフト2018でセルティックスに全体27位で指名され、5シーズンで209試合に出場(先発97試合)。平均20.5分間のプレイで7.3得点、6.9リバウンド、1.4アシスト、1.7ブロック、FG成功率73.2%、フリースロー成功率65.6%を記録している。2021-2022シーズンには自己最多の平均2.2ブロックと9.6リバウンドを記録し、オールディフェンシブチームに選ばれた。
また、ブログドンは昨季セルティックスで67試合に出場し、平均26.0分間のプレイで14.9得点、4.2リバウンド、3.7アシスト、3P成功率44.4%を記録。シックスマン賞を受賞した。通算ではバックス(2016~19年)、インディアナ・ペイサーズ(2019~22年)、セルティックス(2022-23シーズン)で400試合に出場(先発258試合)。平均29.5分間のプレイで15.4得点、4.2リバウンド、4.6アシスト、0.8スティール、FG成功率46.7%、3P成功率38.8%、FT成功率87.9%をマークしている。