12月7日(日本時間8日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行われたボストン・セルティックス対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、117-102でレイカーズが勝利した。
セルティックスはティップオフから3分49秒間でジェイソン・テイタムが4本の3ポイントショットを成功。チームの14得点すべてをあげるロケットスタートを見せた。
だが、第1クォーターにレブロン・ジェームズが16得点をマークしたレイカーズは、前半終了までに5点をリード。第3Qにはラッセル・ウェストブルックが15得点をあげて一時19点差をつけた。
今季、二桁点差をつけた試合で7敗を喫しているレイカーズだが、第3Qまでフィールドゴール成功率56.5%を記録したこの日は、16点差で迎えた第4Qもセルティックスに重圧をかけられることなく逃げ切り。セルティックスとの296回目の対戦を制した。
リーグを代表するライバル同士の対戦は、今季で5シーズン連続となる1勝1敗に終わった。
ここ6試合で4勝のレイカーズは、シーズン成績13勝12敗で再び勝ち越し。ジェームズが30得点、ウェストブルックが24得点、11アシスト、アンソニー・デイビスが17得点、16リバウンド、テイレン・ホートン・タッカーが12得点、6リバウンドを記録している。
ジェームズは「今夜は攻守両面でプレイが良かった」と喜んだ。
「僕たちはとても強度があり、たくさんボールを動かした。選手たちはリムにアタックしていたね。守備も、最初のテイタムの14得点は除き、それ以降は集中していた」。
デイビスは「シーズン序盤のラスは、少し受け身だったと思う」と、ウェストブルックについて述べた。
「彼はみんなを絡めていこうとし、パスしようとしていた。それで僕らが伝えたんだ。『君がアグレッシブになるほど、みんながオープンになるはずだ』とね。ここ7~10試合の彼は、とても、とてもアグレッシブだ。彼がそういうプレイを見せていると、みんながショットを打つスペースができる。彼はとにかくアタックモードだった。そのために僕らは彼を獲得したんだ。ほかの誰でもない、ラッセル・ウェストブルックでいてもらうためにね」。
一方、13勝12敗となったセルティックスは、テイタムが34得点、8リバウンド、ロバート・ウィリアムズ三世が13得点をマークしている。
イメイ・ユドカ・ヘッドコーチは「少しタフさで上回られ、力負けしたのは残念だ」と落胆した。
「そういうのは久しぶりのことだ。彼らは集中して試合に臨み、得点をあげて、自分たちが望むことを手に入れた。守備では我々の方が良いが、今夜はタフネスや頑張りが足りなかった」。