NBA記者の2023-2024シーズン後半戦大胆予想

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坂東実藍 Miran Bando

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『NBA.com』のライター陣が、2023-2024シーズンの後半戦を大胆に予想した。

各記者の予想は以下のとおりだ。

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スティーブ・アシュバーナー

レイカーズとクリッパーズがプレイオフで初対戦

信じがたいが、プレイオフでこの両チームが対戦したことはない。特にロサンゼルス・クリッパーズが、移転から39年でプレイオフ進出14回、合計21シリーズしか経験していないからだ。ロサンゼルス・レイカーズは同じ期間にプレイオフ進出30回。合計82シリーズを戦い、9つの優勝リングを獲得している。

可能性は低いかもしれないが、クリッパーズがウェスタン・カンファレンスで2位となり、レイカーズがプレイイン・トーナメントを経て第7シードを手にすれば、この対戦は実現する。長くロサンゼルスで一緒の彼らが、最大7戦・4勝先取方式のプレイオフで対決することになれば、それぞれが独自のアリーナを持つようになる2024-2025シーズンに向けて素晴らしいことだろう。


ブライアン・マーティン

クリッパーズがNBAファイナル進出

これはカワイ・レナードとポール・ジョージがレギュラーシーズンの残り試合とプレイオフを通じて健康を保てることを願っての予想だ。この3シーズンはそれが実現しなかった。

クリッパーズはトレードでジェームズ・ハーデンを獲得し、今季に大きく注力した。新たなロスターになってから最初の5試合を落としたが、以降のここ2か月はどこよりも良い成績を収めている。11月17日(日本時間18日)以降はクリッパーズとボストン・セルティックスが22勝7敗でトップタイだ。この予想もあり得ることを示すのに十分なサンプル数だろう。健康を保つことができるなら、だ。

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ショーン・パウエル

ウォリアーズがプレイオフ逸失

確かに今以上に負傷に見舞われた数年前も、ゴールデンステイト・ウォリアーズはプレイオフを逃した。これはそれほど大胆な予想ではないかもしれない。衝撃的だが、現時点でウォリアーズはプレイイン・トーナメント出場にすらこれほど苦しんでいる。大胆な予想というのは、レブロン・ジェームズとステフィン・カリーが一緒にソファに座ることになるということだ。歴代最高級の2人がプレイオフを逃すということである。


ジョン・シューマン

バックスが東地区でトップ4を逃す

昨季の第1シードだったバックスは、セルティックスやフィラデルフィア・76ersとともに、イースタン・カンファレンスの上位につけている。だが、(対戦相手の累積勝率によると)彼らのスケジュールは東地区で最も楽だった。40試合のうち23試合と、リーグで最もホームでの試合が多かったのだ。

勝負どころのクラッチタイムでの幸運もあった。5点差以内で残り5分を迎えた試合で、バックスは16勝6敗の3位だ。守備はあまり良くない。クリーブランド・キャバリアーズ、インディアナ・ペイサーズ、マイアミ・ヒート、ニューヨーク・ニックスなど、複数のチームに追い落とされ、ロードでのプレイオフを戦わなければいけなくなるかもしれない。


マイケル・C・ライト

ウォリアーズがプレイオフに滑り込み

ウォリアーズには立て直すだけの優勝のDNAや、ベテランのリーダーシップがある。声を出すリーダーのドレイモンド・グリーンも戻ってきた。すぐにクリス・ポールとギャリー・ペイトン二世も戻る。カリーのスランプがそれほど長く続くこともないだろう。

また、ウォリアーズは自分たちのバスケットボールを取り戻すころまでに、サブメンバーが適応し、ベテランたちと団結することもあてにできる。

ウォリアーズの守備の問題は簡単に修正が可能だ。

これだけの不振にありながら、スティーブ・カー・ヘッドコーチとスタッフが冷静を保ってきたのには、理由があるのだ。

原文:Trending Topics: Bold predictions for 2nd half of 2023-24(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。