ピストンズ入団会見に臨んだブレイク・グリフィン「自分を求めてくれる球団でプレイしたい」

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ブレイク・グリフィンは、ロサンゼルス・クリッパーズからデトロイト・ピストンズにトレードされた事実にショックを受けた。1月31日(日本時間2月1日)にデトロイトで行なわれたピストンズ入団会見での彼の反応に、それがはっきりと現れていた。

グリフィンは「僕は、自分を求めてくれる球団でプレイしたい。この球団は、明らかに僕を求めてくれた」と語っている。

「トレード拒否条項を持っていたら進まなかった話だろうけれど、そうではなかった。このチームこそ僕がいたい場所で、球団も僕を求めてくれている。自分は、そういう球団でプレイしたい」。

グリフィンは、昨夏クリッパーズと5年1億7100万ドル(約186億9500万円)の契約を結んだ。長期間チームに残しておきたいと思う存在だからこそ、球団もこれだけの大型契約を締結したはずだった。しかし、トレード拒否条項を契約に含めず、新契約締結から1年も経たずにトレードされてしまったら、選手は侮辱されたと感じてしまうだろう。グリフィンは“クリッパーズは僕を必要としていないが、ピストンズは僕を必要としてくれている”という風に感じたはずだ。

グリフィンは「新たな機会に興奮している」と言う。

「球団関係者とこうして一緒にいて、彼らが興奮している姿を見ると、力になる。全員がとてもポジティブで、自分を助けてくれている。環境が変わったときには本当にありがたいことだし、支えてくれる人たちに囲まれるのは、いつだって嬉しいものだ」。

28歳のグリフィンは、会見後も今回のトレードについて言及した。クリッパーズからはトレード要員になることを伝えられず、その経緯をソーシャルメディアを通じて知ったという。グリフィンは『ESPN』に「Twitterで、別の人を通じて気付かされるのはつらいよ」と語った。

2009年ドラフト全体1位でクリッパーズから指名されたグリフィンは、自身のスタイルを現代のNBAに合うように改善している。以前はショット成功率も良くなかったものの、今では3ポイントショット成功率が34%を超えるまでになった。

グリフィンは選手としてレベルアップしてきたが、それはクリッパーズにとって重要ではなかったようだ。長年クリッパーズのために力を尽くしてきたグリフィンは、新たな機会と、新チームの可能性に興奮している。どこに向かって進んでいるのかわからない場所にいるよりも良いと考えている。

「機能していないチームで行き詰まるのは御免だ」。

原文:Blake Griffin takes shot at Clippers in Pistons' presser: 'This is a place that wants me' by Thomas Lott/Sporting News(抄訳)


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