5月13日(日本時間12日)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行なわれたサンアントニオ・スパーズ対ブルックリン・ネッツの一戦は、ジェームズ・ハーデンが復帰したネッツが128-116で勝利した。
右ハムストリングの負傷で18試合連続で欠場していたジェームズ・ハーデンは、ベンチからの出場で第2クォーター残り8分6秒で初めてコートに立った。
25分44秒の出場ながらも3ポイントショット3本を含むフィールドゴール8本中4本を決め、18得点、11アシスト、2スティール、2ブロックの活躍でネッツの勝利に大きく貢献した。
復帰戦ながらも見事な活躍を見せたことに関して問われたハーデンは「自慢したいわけではないが、僕はとても上手いんだ」と話した。
「シックスマンという役割もかつてマスターしたものだ。この役割で賞も貰っている。簡単な役割だよ。試合に入ってすぐにインパクトを与えればいい。ディフェンスなのかオフェンスなのか、勝つために必要なことをやれば良い。でもそれはどんな役割であっても、このチームでは特に僕がやるべきことだけどね」。
この試合はカイリー・アービングが欠場したため、ハーデン、アービング、ケビン・デュラントの3人が揃うことはなかった。3人のスーパースター選手が揃ったのは今季わずか7回だけだ。
それでもネッツは8選手が二桁得点を記録するバランスの取れたオフェンスで勝利を手にした。
ネッツはハーデンのほかにランドリー・シャメットが21得点、デュラントが14得点、7リバウンド、7アシスト、ニコラス・クラクストンが18得点をマーク。
敗れたスパーズは、デマー・デローザンが21得点、デジャンテ・マレーが15得点、11リバウンド、5アシスト、パティ・ミルズが15得点を記録した。スパーズは現在ウェスタン・カンファレンス10位で、プレイイン・トーナメント出場をかけて戦っている。
ネッツ(46勝24敗)は14日(同15日)にホームでシカゴ・ブルズと、スパーズ(33勝36敗)は13日(同14日)に敵地でニューヨーク・ニックスと対戦する。