1月10日(日本時間11日)、オレゴン州ポートランドのモダ・センターで行われたブルックリン・ネッツ対ポートランド・トレイルブレイザーズの一戦は、114-108でブレイザーズが勝利した。
当初12月23日(同24日)に予定されていたが、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で延期となり、両チームにとってバック・トゥ・バック(2日連続試合)の2日目の試合となった一戦。ネッツはジェームズ・ハーデンが膝の過伸展で欠場した。
一方、新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、ニューヨーク州での試合に出場できないカイリー・アービングは、今季2試合目の出場。39分39秒のプレイで3ポイントショット8本中3本成功を含むフィールドゴール21本中9本成功の22得点、8リバウンドを記録した。
アービングは「いくつか良い動きができたと感じている。でも今は、運動能力の高いNBAでの活動に戻り、そのスピードに追い付くことが大事だと感じている」と述べている。
前半にケビン・デュラントが20得点をあげ、7点をリードしてハーフタイムを迎えたネッツだが、第3クォーターで19-32とブレイザーズの反撃に遭い、6点を追って第4Qへ。残り1分を切って5点差までは追い上げたが、残り31.9秒にベン・マクレモアの3Pを許して逃げ切られた。
ネッツ(25勝14敗)はデュラントがゲーム最多の28得点、10リバウンド、キャム・トーマスが21得点、デイロン・シャープが14得点、7リバウンドをマークしている。
デュラントは「後半、彼らは第3Qも第4Qも3Pを決めてきた。決めた彼らをたたえなければいけないが、僕は僕らの意志も良かったと思う」と話した。
「ただ試合の終わり方をもっと改善しなければならない。フィニッシュも改善が必要だ」。
一方、連勝のブレイザーズ(16勝24敗)はアンファニー・サイモンズが23得点、11アシスト、6リバウンド、ロバート・コビントンが21得点、ベン・マクレモアが20得点を記録。スターター全員が二桁得点をあげている。
ブレイザーズはデイミアン・リラードやCJ・マカーラム、ノーマン・パウエル、ラリー・ナンスJr.が欠場していた。チャウンシー・ビラップス・ヘッドコーチは「彼らも重要な選手を一部欠いていたが、我々がこれほどの欠場者がいて勝つとは、世界の誰も思わなかったはずだ」と述べている。
「正直、チームのことが何よりもうれしい。我々はこのホームアリーナでたくさんひどい負けを喫してきたからね」。