カイリー・アービングがシーズンデビューで22得点、ネッツがペイサーズを下して4戦ぶり白星

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1月5日(日本時間6日)、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたブルックリン・ネッツ対インディアナ・ペイサーズの一戦は、129-121でネッツが勝利した。カイリー・アービングが今季初出場を果たしている。

ニューヨーク州の新型コロナウイルス規制により、ホームゲームに出場できないアービングについて、当初ネッツは全試合に出場できるようになるまでチームでのプレイも練習も一切認めていなかった。だが、先月に方針を変更。チーム練習への復帰とロードゲームへの出場を認めていた。

その後、NBAの安全衛生プロトコル入りしたアービングは、この日のペイサーズ戦でシーズンデビュー。スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチは「復帰祝いのプレゼントだ」と、最初のプレイでアービングに花を持たせたと明かしている。

そのファーストショットは決まらなかったアービングだが、フィールドゴール17本中9本成功(3ポイントショット2本中0本成功、フリースロー4本中4本成功)で22得点をマーク。第3クォーターの最後には、ブザービーターも披露した。

連続8得点の締めくくりとなったこのブザービーターで、一時は19点のビハインドを背負ったネッツは7点差まで追い上げて第4Qを迎えると、残り7分23秒にパティー・ミルズの3Pで逆転。さらにアービングの連続得点でリードを5点に広げ、その後はペイサーズに挽回を許さなかった。

22得点に加えて3リバウンド、4アシスト、3スティール、1ブロックを記録したアービングについて、ナッシュHCは「彼本来の出来だったね。驚くことではない」とコメント。ケビン・デュラントは「ナーバスになっていないようだった。ポーカーフェイスがうまいね」と話した。

「彼は静かな男だけど、エネルギーと情熱を持ってプレイする」。

アービング本人はナーバスになっていたと明かした上で、「今回はもう少し大きな意味があった。8か月も離れていたし、どうなるか分からなかったからね」と、これまでのデビュー戦とは違ったと述べている。

「後半に向かうにつれて落ち着いた。チームのために何でもやるよ」。

連敗を3で止めたネッツ(24勝12敗)は、デュラントが39得点、8リバウンド、7アシスト、ジェームズ・ハーデンが18得点、6アシストをマークしている。

一方、6連敗のペイサーズ(14勝25敗)はドマンタス・サボニスが32得点、12リバウンド、10アシストでトリプルダブル達成。ランス・スティーブンソンが30得点をあげた。

10日間契約で3度目のペイサーズでのプレイとなるスティーブンソンは、ホームでの再々デビュー戦で第1Qに20得点を記録している。スティーブンソンは「2年間仕事しながらこの瞬間を待っていた」と喜んだ。

「ここに、家にいることができて、とてもうれしいよ。家族の前でプレイしているようだった」。

ボックススコア

【今夜の注目】ケビン・デュラントが39得点、8リバウンド、7アシスト|2022.1.5

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ