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NBAプレイオフ記録の大差は? ポストシーズンの最多点差試合ランキング

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Michael Porter Jr., Anthony Edwards
(Getty Images)

NBAプレイオフの歴史において、忘れられないような試合は数多い。一方で、敗者がすぐに忘れ去ってほしいと願うようなワンサイドゲームもあった。

プレイオフに出場するのは、ベストの中のベストというチームたちだ。それでも、NBAのようにやるかやられるかのリーグでは、うまくいかない時もある。たとえディフェンディングチャンピオンであってもそれは同じだ。自分たちの調子が芳しくなく、相手が絶好調なら、あっという間に手から試合がこぼれ落ちることもある。

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NBAプレイオフの歴史で40点差以上がついたのは26試合。ファーストラウンドの10試合、カンファレンス・セミファイナルの9試合、カンファレンス・ファイナルの6試合、そしてNBAファイナルの1試合だ。

では、NBAプレイオフ記録の点差はどれほどなのか。最も大差がついた試合をまとめる。

NBAプレイオフの歴史で大差がついた試合

NBAプレイオフ記録の最多点差試合は2つある。直近では、NBAプレイオフ2009のファーストラウンド第4戦、デンバー・ナゲッツがニューオーリンズ・ホーネッツに121-63で勝利した試合だ。

2024年5月16日(日本時間17日)に行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦では、ミネソタ・ティンバーウルブズがナゲッツに45点差で勝利した。これはポストシーズンの歴史で8番目となる大差だ。

順位シリーズ試合点差
1.2009西地区1回戦ナゲッツ 121-63 ホーネッツ58
 1956西地区準決勝レイカーズ 133-75 ホークス58
3.1973西地区決勝レイカーズ 126-70 ウォリアーズ56
4.2015東地区1回戦ブルズ 120-66 バックス54
5.1971西地区準決勝バックス 136-86 ウォリアーズ50
6.1995東地区1回戦マジック 124-77 セルティックス47
 1986西地区1回戦レイカーズ 135-88 スパーズ47
8.2024西地区準決勝ウルブズ 115-70 ナゲッツ45
9.2017東地区決勝キャバリアーズ 130-86 セルティックス44
 1997西地区1回戦スーパーソニックス 122-78 サンズ44
 1985西地区決勝レイカーズ 153-109 ナゲッツ44
 1958西地区決勝ホークス 145-101 ピストンズ44
13.2020西地区1回戦クリッパーズ 154-111 マーベリックス43
 2010東地区準決勝マジック 114-71 ホークス43
 1987東地区1回戦ピストンズ 128-85 ブレッツ43
 1984西地区準決勝レイカーズ 134-91 マーベリックス43
17.1998NBAファイナルブルズ 96-54 ジャズ42
18.2018西地区決勝ウォリアーズ 126-85 ロケッツ41
 1991東地区1回戦ブルズ 126-85 ニックス41
20.2014西地区1回戦クリッパーズ 138-98 ウォリアーズ40
 2009西地区準決勝レイカーズ 118-78 ロケッツ40
 2005西地区1回戦マーベリックス 116-76 ロケッツ40
 1983西地区準決勝スパーズ 145-105 ナゲッツ40
 1982東地区決勝セルティックス 121-81 76ers40
 1978東地区準決勝76ers 130-90 ニックス40
 1969西地区準決勝レイカーズ 118-78 ウォリアーズ40

原文:Biggest blowouts in NBA Playoffs history: Where Timberwolves-Nuggets ranks on list of largest postseason losses(抄訳)
翻訳:坂東実藍

著者
Gilbert McGregor Photo

Gilbert McGregor is an NBA content producer for The Sporting News.

坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。