日本人8選手が参加したバスケットボールウィズアウト・ボーダーズ・アジア2019が終了

Reo Onishi

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8月17日、NBAとFIBAが開催する第11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)・アジアの最終日(4日目)が行なわれた。BWBアジアはアジア太平洋地域の18の国と地域から男女64人のトップ選手が集結し、NBAコーチや選手、WNBA選手などから指導を受けるバスケットボール・キャンプだ。

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今年は2012年以来となる東京での開催で、日本からは男女8人の選手が参加した。男子は木林優(福岡大学附属大濠高)、小川敦也(洛南高)、ケイン・ロバーツ(ナイルキニック高)、脇真大(岡山商科大学附属高)、山之内勇登(リベットアカデミー)の4人、女子は平下愛佳(桜花学園高)、林真帆(岐阜女子高)、荻田美(京都精華学園高)が参加した。

最終日はプレイオフとチャンピオンシップゲームが行なわれたのち、3ポイントコンテストとキャンプのオールスターゲームが行なわれた。

女子の3ポイントコンテストでは荻田美が見事優勝し、選抜選手によるオールスターゲームでは日本女子3選手が全員選出された。男子は小川敦也とケイン・ロバーツがそれぞれオールスターゲームに選出された。

最終日の締めくくりに行なわれた表彰式では、優勝チーム、3ポイントコンテスト優勝者、オールスターチームのほかに各賞も発表された。日本からはタフなプレイ、ハードワークを称えられるGrit賞をケイン・ロバーツが受賞、さらにオールスターMVPに林真帆が輝いた。

4日間にわたって開催されたBWBアジア2019では、日を追うごとに日本人選手の活躍が目立つようになっていった。日本人同士だけでなく、他国の選手たちとも積極的にコミュニケーションを取ったり、練習の合間に談笑している姿を見られたのがとても印象的だった。

同世代でのキャンプであるため、今後は国際大会で今回のキャンプに参加した選手たちが競い合っていくことになる。BWB出身で活躍している選手は非常に多く、今後の活躍がとても楽しみだ。


Reo Onishi