ネッツのバークレイズ・センターが2020年の大統領選の投票所に

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ブルックリン・ネッツが本拠地として使用するバークレイズ・センターが、2020年の大統領選挙の投票所として利用されることが発表された。

以下、バークレイズ・センターからの公式リリース翻訳。

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バークレイズ・センターが2020年の大統領選挙にて、10月24日から11月1日までの早期投票と11月3日の選挙日に有権者を受け入れる投票所として利用されます。

アリーナの広場で行われた記者会見にて、ニューヨーク市選挙管理委員会のマイケル・ライアン常務理事、BSEグローバルのジョン・アッバモンディCEO、ブルックリン区のエリック・アダムス区長、ニューヨーク市議会多数党院内総務のローリー・カンボが発表しました。

現在の公衆衛生の危機により、多くのスポーツや娯楽施設の活用が制限されているなか、バークレイズ・センターはブルックリン最大の投票所としての役割を果たすことになり、何千人もの有権者に集中的に配置された投票所を提供し、疾病管理予防センターの安全ガイドラインを守りつつ、屋内で投票を行うことを可能とします。

ライアン常務理事は「この重要な選挙を迎えるなかで、バークレイズ・センターが立ち上がってくれたのはとても喜ばしいことです」話します。

「有権者には選択肢があればあるほど、投票はよりスムーズに、より安全に行なうことができます。困難な時期を迎えているこの街にとって、これは特に重要なことなのです」。

投票所としての機能に加え、ライアン常務理事は「公共の交通機関を多く利用できることから、少し遠くから投票しにこないといけない有権者にとっても便利な場所となります」と指摘しました。

本日の発表からちょうど2か月後が投票日であり、9月1日(日本時間2日)は投票所係員の重要性を認知させ、大統領選挙で係員を務める人の募集呼びかける全米投票所係員募集日でもあります。投票所係員になるための詳細はこちらを参照ください。

ブルックリン・ネッツとバークレイズ・センターの管理と運営をしているBSEグローバルは、バークレイズ・センターや希望する投票所で投票員として働くことを従業員に奨励しています。

さらにBSEは、チームとアリーナのすべてのソーシャルメディア・チャンネルやウェブサイトで有権者教育の資料を共有したり、アリーナの外観に同様のデジタルサイネージを表示したりするなど、様々な方法で市民参加を促進し、来たる選挙への有権者の参加を促していきます。 また、今後2か月間、BSEは従業員に有権者登録団体でのボランティア活動の機会を提供する予定です。

アッバモンディCEOは「ネッツとバークレイズ・センターは、次の大統領選挙での投票に向け、安全で便利な選択肢をコミュニティに与えることに尽力しています」と語っています。

「ニューヨーク市選挙管理委員会は、早期投票と選挙日のためにバークレイズ・センターを投票所として提供する最も安全な方法を決めるに当たって、我々にとって素晴らしいパートナーとしてこの2か月間の議論に費やしてくれています。私たちは、人々が投票権を行使できるようにするために示している多くのNBAアリーナの努力の一部であることを誇りに思っています」。

アダムズ区長は「今年の選挙はこの街とこの国にとって、歴史的に最も大切な選挙のひとつとなります」と述べています。

「そんな選挙が、私たちの日常生活のあらゆる面をひっくり返してしまったパンデミックの最中で行なわれます。有権者が安全に、確実に投票できるように、出来る限りの選択肢を与えることが必要不可欠です。期日前や当日に選挙しようとしているニューヨーカーのために場を開放し、ブルックリン区での市民参加を拡大していくという我々の継続的な取り組みを支援してくれるバークレイズ・センターに感謝の気持ちを述べます。このパートナーシップが、全米各地にとって良いお手本となることを期待しています」。

カンボ氏は「選挙権はこの国で危機に面しています」と語っています。

「世界的なパンデミックにより、安全に投票所に行くことが脅かされ、指導者によって有権者が抑圧されるということが継続的に行なわれており、私たちの民主主義の未来までもが脅かされています。そんななか、平等な投票機会を確保するために革新を行なっていくことは、地方自治体とその指導者にかかっています。投票は電車に乗るのと同じくらい簡単であるべきです。バークレイズ・センターを10月24日(同25日)から11月1日(同2日)まで早期投票所に指定し、11月3日(同4日)の投票所に指定することで、第35区とその先の地区全体の市民参加を高めるための大きな一歩を踏み出すことができます。これを可能にしたバークレイズ・センターとニューヨーク市選挙管理委員会に拍手を送りたいと思います」。

投票の登録と投票場所の検索は、www.vote.nycで行なえます。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ