バム・アデバヨの第4戦出場は不確か、ゴラン・ドラギッチはステータス変わらず

Michael C. Wright, NBA.com

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ロサンゼルス・レイカーズとのNBAファイナル第2戦と第3戦を2試合連続で欠場したマイアミ・ヒートのバム・アデバヨは、状態を日々確認する状況にある。

10月5日(日本時間6日)、アデバヨ本人は首の痛みが「良くなっている」と話した。だが、6日(同7日)の第4戦での復帰許可はまだ出ていない。一方、同じく負傷で第2戦と第3戦を欠場したゴラン・ドラギッチ(左足底筋膜断裂)も、似たような状況について話し合った。

ヒートによると、アデバヨは第4戦に向けて「出場不確か」となった。一方、ドラギッチは「疑わしい」のままだ。

5日(同6日)、ドラギッチは「(復帰の)タイムテーブルはない」と話した。

「今の僕にとって、最も簡単なことではない」。

アデバヨはヒートが敗れた第1戦の第3クォーター、ドライブした際にドワイト・ハワードに肩をぶつけて首を負傷した。アデバヨは「メディカルスタッフ次第だ。できるだけ早く戻れるように努めている」と話している。

「メディカルスタッフたちは、僕が安全に、プレイできる準備を整えられるように努めてくれている。だから、本当にその日その日だよ。彼らが僕はプレイする準備ができていると言えば、僕は試合に出る。でも、サイドラインに座っているのは腹が立つね」。

「難しいよ。クレイジーなことだ。ルーキーシーズン以来、欠場したのは1試合だけだったんだよ。試合を逃すのは嫌なんだ。だから、本当にケガをしているのか分からなければ出る。打撲を押して出てきたんだ。やられても、プレイしてきた。それもあって初のファイナルに勝ち進んだんだ。僕らが夢見てきたことさ。だから、精神的には難しい。試合に出て、チームを助けられないのは、僕を傷つけるからね」。

負傷した第2戦の後半からプレイしていないドラギッチは、足に重心をかけることはできるが、痛みへの対処が復帰の可能性で最も大切と話している。

ドラギッチは「自分にできることのすべてをしている」と話した。

「出られたら、より良い気分だね。様子をみよう。(筋膜が)切れちゃったから、すでに悪い。かなり痛みをこらえている。それが主な心配事だ。コートでチームのマイナスになりたくはない。自分にできるベストでありたい」。

アデバヨとドラギッチはふたりで平均38得点と、プレイオフを通じてヒートで重要な役割をこなしてきた。エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは、負傷以降、両選手は自分たちを試合に出すように訴えてきたものの、チームは適切にそれぞれを復帰させたいと話している。

シリーズはレイカーズが2連勝スタートを飾ったが、第3戦はジミー・バトラーが40得点を含むトリプルダブル達成とけん引し、ヒートが一矢報いている。

スポールストラHCは「チームとして一線を引かなければいけない」と話した。

「我々はひとつの目的、任務を持ってここに来ている。全員がそれに集中している。起用できるのが誰だろうと、彼らが戻ってくるのがいつだろうとね。彼らがロッカールームや円陣にいるだけでも、彼らは自分たちにできる方法で大きな変化をもたらすんだ。そこにはエナジーがある。カルマがある。我々はただ何が起きるかを見るだけさ」。

原文:Bam Adebayo upgraded to questionable, Goran Dragic remains doubtful for Game 4 by Michael C. Wright/NBA.com(抄訳)​


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