ヒートがホークスを下し2連勝、指揮官は大活躍のドウェイン・ウェイドを「教科書」と絶賛

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3月4日(日本時間5日)にアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれたアトランタ・ホークス対マイアミ・ヒートの一戦は、ドウェイン・ウェイドが23得点を記録したヒートが114-113で競り勝った。

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ヒートは92-93と1点ビハインドで迎えた第4クォーター中盤、ウェイドが3ポイントショットを含む3本のジャンプショットを連続で成功させるなど、12-2と一気にホークスを突き放した。

ビンス・カーターの連続3Pやトレイ・ヤングの得点などで、残り1分2秒に112-111と1点差まで詰め寄られたヒートだが、次のポゼッションでウェイドがレイアップを決めて3点リードとすると、ケント・ベイズモアの2本のフリースローで再び1点差とされたが逃げ切りに成功した。

イースタン・カンファレンス10位のヒートは、9位のシャーロット・ホーネッツに並び、8位オーランド・マジックともゲーム差なしとなっている。

2連勝のヒート(29勝34敗)は、ジョシュ・リチャードソンが19得点、ジャスティス・ウィンズロウが18得点、ディオン・ウェイターズが14得点、ケリー・オリニクが12得点を記録している。

第4Qだけで14得点を記録したウェイドは、「何本かショットが決まると、リズムに乗るんだ」と述べた。

「僕らにはそれが必要だった。もちろん、僕らはホークスにたくさん苦しめられたけどね」。

ウェイドは第2QにBJ・ジョンソンのショットをブロック。ガードとしては、プレイオフを含め、キャリア通算1052ブロックでマイケル・ジョーダンを上回る最多記録を更新した。レギュラーシーズンでは、877ブロックのウェイドに対し、ジョーダンが893ブロックと最多記録を維持している。

エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「あれが教科書だ。殿堂入りにふさわしい物腰だ」と、ウェイドを絶賛した。

「今の彼は今季最高のバスケットボールをしているよ」。

一方、ホークス(22勝43敗)はカーターが21得点、ベイズモアが18得点、ヤングとドウェイン・デッドモンが各14得点を記録している。

3Pを11本中7本成功させ、個人の全得点を3Pで記録したカーターは、「彼は長きにわたってとても支配的な選手だった」と、最後の対戦となったウェイドに賛辞を寄せた。

「彼は殿堂入りする選手らしいことをしている。最後まですべての試合で偉大さを示しているよ」。

ボックススコア​


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ