ホークスに快勝のレイカーズ、レブロン・ジェームズはコービー・ブライアントの前で33得点を記録

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11月17日(日本時間18日)にステイプルズ・センターで行なわれたアトランタ・ホークス対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、レブロン・ジェームズが33得点、7リバウンド、12アシストを記録し、レイカーズが122-101で快勝した。

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レイカーズは開始2分、ジャベール・マギーがジャバリ・パーカーのショットをブロックすると、ボールをつかんだジェームズがダニー・グリーンにパス。そのグリーンからリターンパスを受け、豪快なダンクを見舞った。

これを皮切りに、ジェームズは2本のレイアップや3ポイントショット、さらには3点プレイと、第1クォーター残り3分17秒までの間に12得点をマーク。チームは34-9と、一気に25点のリードを手にした。

その後ホークスに連続13得点を許し、一時は10点差まで詰め寄られたレイカーズだが、それから再び引き離し、前半だけで28点をリード。後半もジェームズが連続3Pなどを決めて快勝した。

12戦11勝のレイカーズ(11勝2敗)は、カイル・クーズマが17得点、ラジョン・ロンドが15得点、アンソニー・デイビスが14得点、5ブロックを記録している。

この日のコートサイドには、レイカーズで優勝5回を成し遂げたコービー・ブライアントがいた。今季11回目のダブルダブルを達成したジェームズは、ブライアントの前でプレイすることが「ファンタスティック」だったとし、「『OK、別の試合にも来ようかな』と思わせようとしただけさ」と述べた。

「アリーナに彼がいるだけで、彼がこの球団のためにしてきたことを知るだけで、僕やチームメイトはレイカーズの一員、そのファミリーのひとりである意味が分かる。素晴らしいことだ。僕は彼のことを見ていた。夢のようだよ。アクロンから来た少年が、自分のためにコービーのような人に時間を使ってもらえるようになるなんて。キャリアのこの段階まで来ても、それでも特別なんだ」。

昨季レイカーズに加入したジェームズは「ファミリーの一員となって、彼はみんなのように両手を広げて歓迎してくれた。レイカーズのレジェンドのひとりから支えてもらえるというだけで、僕にとってはスペシャルだよ」とつけ加えている。

フランク・ボーゲル・ヘッドコーチは「ハイレベルで支配的、ただただ見事だった」と、ジェームズを称賛した。

「守備における彼の奮闘も、本当にチームに伝わっている。グループが本当に守備で支配的になったんだ。最初から試合をコントロールした。攻撃でもショットを決め、決断を下し、ターンオーバーはなく、12アシスト。もう、『マジか?』という感じさ」。

一方、5戦4敗のホークス(4勝9敗)は、トレイ・ヤングが31得点、7アシスト、キャム・レディッシュが13得点を記録している。

ホークスは前日、同じステイプルズ・センターでカワイ・レナード不在のロサンゼルス・クリッパーズに101-150と完敗していた。

ヤングは「ショットが決まらないとキツい」と話している。

「レイカーズが素晴らしかった。守備でリーグ有数のチームだ。僕らはもっとうまくショット決め、自分たちのプレイをし、守備で彼らのように狡猾になろうとしなければいけない」

「彼らは何度もブロックしてきた。ビッグプレイがたくさんあった。僕らは自分たちの思うようにいかないところが多かった。今季の僕らはそういう感じだ。ハードに戦って、すべてのエネルギーを引き出し、試合に戻らなければいけない」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ