バージニア大のトニー・ベネット・ヘッドコーチは、この20年で多くのNBA選手を育ててきた。ワシントン・ステイト大学時代にはクレイ・トンプソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、バージニア大学ではNBAの新人王に輝いたマルコム・ブログドン(インディアナ・ペイサーズ)らを育てた。
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フェニックス・サンズは、数週間前にボストン・セルティックスとのトレードを成立させ、ベネットHCの指導を受けたタイ・ジェロームとアーロン・ベインズを獲得した。ジェロームはNBA1年目の選手だが、ベインズはフィジカルとベテランとしてのリーダーシップでサンズに貢献できるだろう。
ベインズがワシントン・ステイト大2年生のとき、ベネットHCは同大のHCに就任した。それからの3年間、ベインズとベネットHCは、パシフィック12カンファレンスで共に戦った。
当時はUCLAにケビン・ラブ(クリーブランド・キャバリアーズ)、サウスカリフォルニア大にニコラ・ブーチェビッチ(オーランド・マジック)、スタンフォード大にブルック&ロビン・ロペス(ミルウォーキー・バックス)がいた時代だったが、ベインズはタフなファイトを繰り広げ、その存在が知られるようになった。
ベネットHCは、当時のベインズを「アーロンはフィジカルが非常に強かった。彼のおかげでチームメイトがオープンになれたし、彼のスクリーンは、私が今までに見た中で最高。コートを走り、リバウンドを取って、フィニッシュもできる」と、称えた。
NBAでも屈強なポストプレイヤーになったベインズは、気持ちも強い選手だ。毎試合で目に留まるスタッツを残せるわけではないが、どの試合でもフィジカルを生かして相手を苦しめている。
NBAキャリア7年のうち6回もプレイオフに進出し、2014年にはサンアントニオ・スパーズで優勝も経験した。ベネットHCは、プロでの経験以外にも、優れた人間性を備えるベインズならば、ロッカールームでのリーダーとして、サンズに完璧にフィットすると考えている。
「彼はここまで素晴らしいキャリアを送っている。経験に勝るものはない。モンティ(ウィリアムズHC)のことを知っているが、彼は真剣な男。ジェームズ・ジョーンズ(GM)も同様だ。彼らは本気で勝てるチームを作ろうとしている。高い意識を植え付けようとしている。タイもベインズも、非常に高い意識を持った選手だ」。
原文:Aron Baynes: One of the NBA's Most Physical Players by CODY CUNNINGHAM/Suns.com(抄訳)
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