2019年8月9日(ニューヨーク、東京)-NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)とFIBA(国際バスケットボール連盟)は8月14日(水)から8月17日(土)まで、東京で開催される第11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(以下、BWB)・アジアに参加する18の国と地域から集結する男女64人のトップ選手を発表しました。NBAとFIBAによる世界的なバスケットボール界の発展とコミュニティアウトリーチプログラムであるBWBが日本で開催されるのは、今回で2度目となり、前回、日本でBWBアジアが開催されたのは2012年です。
BWBアジア2019には、NBAで3度の優勝経験があるサム・キャセール、2度の優勝経験があるケボン・ルーニー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ロビン・ロペス(ミルウォーキー・バックス)、田臥勇太(元フェニックス・サンズ|日本)といった現役および引退選手が参加します。WNBA引退選手のアシュリー・バトル、アリソン・フィースター、ヨランダ・モアも参加し、アジア太平洋地域におけるトップレベルの高校生世代の選手を指導します。
現役NBAアシスタントコーチのパット・ディレイニー(オーランド・マジック)、ブライアン・ゲイツ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、アントニオ・ラング(クリーブランド・キャバリアーズ)、ウェス・アンセルドJr.(デンバー・ナゲッツ)がBWBアジア2019のコーチを務め、パトリック・ハント(ワールド・アソシエーション・オブ・バスケットボールコーチ会長|オーストラリア)がキャンプディレクター、そしてジェフ・タナカ(シカゴ・ブルズ)がキャンプのアスレティックトレーナーを務めます。
効率の良い動き方、スキル育成ステーション、シュートやスキルのコンペティション、5対5の実戦や、健康管理、リーダーシップ、コミュニケーションにフォーカスした日常生活でのスキルに関するセミナーなど、選手やコーチがコート内外での様々な活動を通して、参加者へ指導を行ないます。キャンプの終わりには、男女それぞれ一名ずつがBWBアジアMVPに選出されます。また、元NBAレフリーのジョーイ・クロフォードが、地元のFIBAレフリーとともに育成セッションをリードします。
2002年よりBWBのグローバルパートナーを務めるナイキは、キャンプに参加する選手とコーチ陣にナイキのアパレルとフットウェアを提供します。日本国内におけるNBAの独占的な放映・配信パートナーであり、NBAジャパンゲームズ2019のプレゼンティングパートナーである楽天株式会社と、日本におけるNBAのオフィシャル・インテグレーテッドリゾーツパートナーであるMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)が、BWBアジア2019のオフィシャルイベントパートナーを務めます。
さらにBWBアジア2019では、NBAケアーズによる様々なコミュニティ活動も予定しており、東京の若年層への支援を行ないます。スポーツの力を通じて文化間の理解に努め、健全でアクティブなライフスタイル、バスケットボールでのチームワーク、誠実さ、リスペクトの重要性の指導を行います。
2001年より、NBAとFIBAはこれまでに6大陸にまたがる30か国、38都市で合計60回のBWBキャンプを開催し、129の国と地域から3,500名以上が参加しました。キャンプ参加選手のうち69名がNBAでドラフト指名、もしくはフリーエージェント契約を果たしています。2019年のNBAドラフトでは、八村塁選手(ワシントン・ウィザーズ|日本|BWBグローバル2016)を含む8選手が指名され、2011年、2016年、2018年の6選手を上回る新記録となりました。2018-19シーズンでは、開幕ロスター入りした選手のうち27選手がBWBキャンプ参加者という記録を打ち立てました。その中には、2019年のNBAチャンピオンに輝いたパスカル・シアカム(トロント・ラプターズ|カメルーン|BWBアフリカ2012)とマルク・ガソル(ラプターズ|スペイン|BWBヨーロッパ2003)や、2度のオールスター選出を誇るジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers|カメルーン|BWBアフリカ2011)などが含まれます。
BWB関連情報は、Facebook、Twitter、Instagramのハッシュタグ #BWBAsia でご覧いただけます。
第11回BWBアジアキャンプ参加予定選手(*変更の可能性あり)
女子ロスター
名 | 姓 | 国/地域 |
Emily | Sewell | オーストラリア |
Ruby-Belle | Macdonald | オーストラリア |
Keeley | Evans | オーストラリア |
Georgia | Woolley | オーストラリア |
Isabelle | Morgan | オーストラリア |
Yuxin | Zhang | 中国 |
Jiayi | Wang | 中国 |
Zihan | Zhou | 中国 |
Chih-Ying | Chen | 台湾 |
Harsimran | Kaur | インド |
Siya | Deodhar | インド |
Amerila Ryan | Ayu Ardhany | インドネシア |
Jesslyn | Artitonang | インドネシア |
Aika | Hirashita | 日本 |
Maho | Hayashi | 日本 |
Miyu | Ogita | 日本 |
Jiyeong | Moon | 韓国 |
Jazzmyne | Kailahi-Fulu | ニュージーランド |
Emilia | Shearer | ニュージーランド |
Jayzelee | Waihi | ニュージーランド |
Kristine | Cayabyab | フィリピン |
Florence Jil | Talas | フィリピン |
Sehyun | Chung | 韓国 |
Nannapas | Phangamornnaruenat | タイ |
男子ロスター
名 | 姓 | 国/地域 |
Josh | Hunt | オーストラリア |
Daniel | Rogers | オーストラリア |
Lewis | Rowe | オーストラリア |
Patrick | Ryan | オーストラリア |
Kane | Waters | オーストラリア |
Mustafa | Rashed | バーレーン |
Angjun | Duan | 中国 |
Haomiao | Sun | 中国 |
Liwen | Zhang | 中国 |
Jiayi | Zhao | 中国 |
Hao Hsiang | Hsu | 台湾 |
Chi Iun | Yin | 台湾 |
Amaan | Sandhu | インド |
Arvinder | Singh | インド |
Yonga | Hendrick Xavi | インドネシア |
Sorena | Alizadeh Goorandani | イラン |
Yu | Kibayashi | 日本 |
Atsuya | Ogawa | 日本 |
Kaine | Roberts | 日本 |
Masahiro | Waki | 日本 |
Yuto | Yamanouchi | 日本 |
Simonov | Valeriy | カザフスタン |
Alexander Frederick | Zanbaka | レバノン |
Sharwin | Siva Ragu | マレーシア |
Yong Ted | Wilson | マレーシア |
Enkhiin-Od "Michael" | Sharavjamts | モンゴル |
Clifton | Bush III | ニュージーランド |
Dallas | Clayton | ニュージーランド |
Harrison | Payne | ニュージーランド |
Jackson | Smyth | ニュージーランド |
Evyatar | Tabor | ニュージーランド |
Harold | Alarcon | フィリピン |
Joachim Eddie | Laure | フィリピン |
Joshua Rafael | Lazaro | フィリピン |
Seokho | Jo | 韓国 |
Doeun | Kim | 韓国 |
Kyutae | Lee | 韓国 |
Junseok | Yeo | 韓国 |
Netsuriwong | Nattkakit | タイ |
Bao Thien | Lieu Trieu | ベトナム |
NBA(National Basketball Association)について
NBAは、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)、ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(WNBA)、NBA Gリーグ(NBA G League)、NBA 2K リーグ(NBA 2K League)の4つのプロスポーツリーグから構成されるグローバルなスポーツとメディアのビジネス団体です。リーグは世界215の国と地域において、50言語で試合や関連番組が放送され、NBA関連商品は6大陸100の国と地域にある100,000以上の店舗で展開されています。2018-19シーズン開幕時のロスターには42の国と地域から108名のインターナショナルプレイヤーが名を連ねています。デジタル領域では、NBA TV、NBA.com、NBA App、NBA LEAGUE PASSを展開しています。また、NBAは世界有数のソーシャルメディアのコミュニティを形成しており、リーグ・チーム・選手の「いいね!(like)」とフォロワー数は、世界中で16億以上を数えます。また、NBA Caresを通して、国際的な協力団体と共に、教育や青少年、良好な家庭環境の推進、そして健康医療問題など、重要な社会問題の解決に向けた活動を行っています。
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