ホークス、トレイ・ヤングが審判の足を踏んで足首負傷

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6月27日(日本時間28日)に行なわれたNBAプレイオフ2021 イースタン・カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)のミルウォーキー・バックス対アトランタ・ホークス第3戦で、ホークスのトレイ・ヤングが右足首を負傷した。

ヤングは第3クォーター終盤、ドリュー・ホリデーにパスを阻まれ、守備に戻ろうとした際、背後にいたショーン・ライト審判の足を踏み、右足首を痛めた。

ロッカールームに下がったヤングは、第4Q途中から再びコートに立ったものの、影響は明らか。この日の試合で35得点をあげたヤングだが、最終クォーターはフィールドゴール4本中1本成功の3得点に終わっている。

AP』によると、ヤングは28日(同29日)のMRI検査を受け、48時間の治療で第4戦出場を目指す予定だ。ヤングは試合後に「今は痛い」と話した。

「痛いよ。フラストレーションだ」。

また、ヤングは「彼を見ていなかった」と審判の足を踏んだことを振り返っている。

「後ろに誰がいるか見るために、これからは頭の後にも目が必要なのかな」。

チームメイトのダニーロ・ガリナーリは「どれくらいひどいかは分からないけど、彼が足を引きずっていたのは確かだ」と述べている。

「あまり良い感じじゃないのかもしれないね」。

ヤングの状態がホークスにとって重要なのは言うまでもない。ガリナーリは「もちろん、彼は僕らのベストプレイヤーだからね」と話した。

「彼抜きで戦わなければいけなかったら、厳しいよ」。

第4戦は、29日(同30日 午前9時30分)に同会場で行なわれる。残り1分を切ってヤングをベンチに下げたネイト・マクミラン・ヘッドコーチは、第4戦出場について「今は分からない」と述べた。

「コートに戻ってきた時、彼が足を引きずっていたのは明らかだ。交代させた時は、とにかく外そうと決めた」。

バックスのヤニス・アデトクンボは「第4戦で彼が競えることを願っている」と話している。

「確かにホークスには絶対彼が必要だ。彼らがやることの大きな部分を占めるのが彼であり、守るのが大変な選手だからね」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ