昨季準優勝も厳しいシーズンを過ごしたヒート、ジミー・バトラーは「どんなことにも準備」

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イースタン・カンファレンスの6位でレギュラーシーズンを終えたマイアミ・ヒートは、プレイオフのファーストラウンドでは、イースト3位のミルウォーキー・バックスと対戦する。昨季のカンファレンス・セミファイナルで下した相手だ。

今季の直接対決3試合で、ヒートは1勝2敗と負け越している。だが、3試合ともジミー・バトラーが出場していない。『AP』によると、そのバトラーはバックスとのシリーズに向けて「僕らはどんなことにも準備できている」と意気込んだ。

「過去は過去だ。勝利も敗北も、不運も幸運も、全部今は違う。自分のベストのバスケットボールをして、健康を保ち、最初に16勝するチームになるんだ。まずそのうちの最初の4勝から始めなければいけない」。

昨季、NBAファイナルまで勝ち進んだヒートだが、今季は思い描いていたシーズンを過ごせなかった。1月末から2月初旬にかけて13位に位置し、初めて勝ち越したのはシーズンを折り返した37戦目。『AP』は、ヒートがシーズンの65%にわたり、7位以下だったことを伝えている。

だが、ヒートはレギュラーシーズン最後の16試合を12勝4敗で締めくくった。昨季のバックスとのシリーズにおける得点上位6選手のうち、ジェイ・クラウダーを除く5選手は現ロスターにいる。

ケンドリック・ナンは「僕らはたくさんの浮き沈みを経験し、バトルを味わって、違うグループになったと信じている。それらの中でも安定を保ち、困難を乗り越えて戦えるとね」と述べた。

「僕たちはしっかり準備を整える。僕は、そう確信しているよ」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ