8月28日(日本時間29日)、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが職員に向けて声明を発表した。以下、公式リリース翻訳。
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親愛なる同僚のみなさんたちへ
あなた方の一部から直接話を聞き、我々の本当に多くが今感じている痛み、怒り、フラストレーションを理解しています。特に、オーランドとブレーデントンのキャンパスにおり、家族や友人から遠く離れているあなた方にとって、今は非常に困難な時期です。
まず、NBAとWNBAの選手たち、そして重要な社会正義問題に光を当てようとしている彼らのコミットメントを、私が心から支持しているということを言わせてください。私は黒人の男性や女性と同じ立場にあるわけではないですが、人種による暴力が引き起こすトラウマや恐怖、我が国に根強く残る人種不平等の痛ましい遺産がいかに続いているかを見ることはできます。
Letter from NBA Commissioner to league employees pic.twitter.com/NY2tiMF8dx
— NBA (@NBA) August 28, 2020
私たちは昨日、社会正義と人種平等を支持するさらなる活動や集団的努力の次の段階について、NBA選手、コーチ、チーム代表の間で熱心かつ率直に話し合いました。主に話し合われたのは、いかにして我々が最善のかたちで協力し、投票行動の向上、市民関与促進、有意義な警察・刑事司法改革などを含む幅広い問題に取り組んでいけるかでした。我々は最初の詳細をまとめ、本日中に予定している公式声明の前に、より詳細を共有できる予定です。
リーグがもっとやるべきと感じている人たちがいるのは理解しています。あなた方のお話は聞きます。どうか、我々の組織内と国全体のコミュニティにおける双方で、リーグとして我々が真の変化をもたらしていると確かにすることに私が専念していることを知っておいていただきたい。
黒人コミュニティにおける経済的権限付与を強化するための史上初のNBA財団の創設を含め、我々内部の社会正義タスクフォースや我々が成してきたコミットメントの努力を通じ、我々は長く先送りにされてきた持続可能な変化を推進することに専念しています。
私たちは聞くためにここにいます。そして私はみなさんに、できる限りオープンかつ正直でいていただきたい。何か質問や懸念、アイディアがあれば、どうか迷わずに私、マーク・テイタム、オリス・スチュアート、あるいはHRビジネスパートナーに連絡してください。みなさんをサポートするために、私たちは常にここにおります。
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